| 晩歌 |
インファナル・アフェアを見ておくか キル・ビルを真っ先に見てしまうか思案のしどころである。
………現実逃避はいいから早く今日のまとめをやれ? すみませんでした。 書く前に今日は断っておきます。 8時までしか見れませんでした。 8時になると親父が 「もう負けやからボクシング見る」 と勝手にチャンネルを変えられてしまいました。 なので詳しいスコアや投手交代についてはコメントできません。 それと負けた試合の場合は何を言っても 結果論になってしまうこともご了承くださいませ。 それにしても次はいつ日本シリーズに出れるかどうか わからないというのに親父一人だけ拳闘を見やがって。 おかげで私は8時過ぎから映画雑誌を見ながらウトウトしてました。
えー、まず去るものに対してこんなこと言うのは何なんですが、 「何で先発がムーアやねん!」 ということです。最終戦で勝負をかけるのならば エースの井川を先発で使う方が望ましいはずです。 負けた場合もエースで負けたということで納得もいきます。 ところが昨日の伊良部に続き不可解な起用法です。 ムーアという投手は調子に左右されやすい投手ですので、 決戦である第7戦よりは比較的余裕のある6戦に使う方が 向いているといえます。ましてやこのシリーズで打たれまくっている 伊良部を使うということは論外です。 ここで一つの仮説が浮かび上がります。 それは星野仙一という監督は短期決戦に向かない監督である。 ということです。長期的な展望で選手を鼓舞し、奮い立たせる という点では非常に素晴らしい監督ではあるのですが、 日本シリーズという短期決戦においてシーズンと同じ 「自分で犯した間違いは自分でケリを付けろ」 という方法で伊良部を送り出したのは得策とは言えません。 打線の組み方に際してもスタメンで広澤、八木といった ロートルを起用する点でも疑問符が持たれます。 特にダイエー投手陣は若手が多いので読みで勝負する ベテラン打者は逆球などで読みを狂わされると 試合中の修正はほぼ不可能と言えます。その最たる例が 緒戦での広澤の三振ショーです。短期決戦の場合は 精神的にムラの無いベテランを使うと言う方法も あるにはあるのですが、それは老練な投手と捕手がいる 対戦相手のみに有効で、若いチーム相手では 同じように若く勢いのある打者を使う方が好ましいでしょう。 事実として関本の起用は当たりました。 また、星野仙一が短期決戦に向かないという理由に 勢いを読めないと言う点も挙げられます。 それがこの6、7戦の投手起用でしょう。 特に6戦目は3連勝で王手をかけた次の試合と言うことで 一番勢いのある状態でした。敵地とはいえ相手に主導権を 握らせない限りは良い試合をすることが可能でした。 ところが前回打ち込まれた伊良部を起用することによって 眠っていた井口を揺り起こしてしまい勢いを削いでしまいました。 結果的にこれで相手側に勢いを付けてしまう結果となったため、 こちら側の有利さは相殺されてしまいました。 おそらく6戦目にムーアが先発していれば、 相手側もムーアに対して苦手意識を持っているので 打線は眠ったままだったかもしれません。 さて、ここまでは星野仙一の短期決戦に関する考察を 続けてきましたが、素人の私でもわかることを 本人がわかっていないはずはありません。 と、なるとにわかに別の推測が浮かび上がってきます。 それは「星野仙一青おに理論」です。 みなさんは「泣いた赤おに」という 浜田広介の童話をご存知でしょうか? 赤おにさんは人間と仲良くなりたいのに鬼であるため 人間は怖がって寄り付きません。そのために必死で 好いてくれるための努力をするのですが、最終的には 赤おにさんの親友である青おにさんが悪者役になり 赤おにさんは人間と仲良くなれます。しかし悪者役の 青おにさんは赤おにさんがその後も人間と仲良くできるように 置手紙を置いて姿を消してしまいます。赤おにさんは その手紙を見つけて泣きながら何度もその手紙を読むのでした。 アカン、自分で書いてて泣けてきた… つまり星野仙一は次期監督の岡田のイメージを少しでも 良くするために日本シリーズで不可解な用兵を用いて 自分のイメージを少しでも悪くし、岡田政権への スムーズな移行を計ったのではないでしょうか? 下手に日本一になってしまうとその後の岡田監督が 星野仙一と比較されてしまい、下手をすれば星野仙一待望論が 湧き上がってくる事もあるでしょう。そうならないために わざとこのシリーズを負け、 「ワシの仇はお前が取れ」 といった遺言を残し、岡田監督に後を託したのではないかと 密かな邪推してしまいます。
まぁ、何はともあれ一時の夢を見せてもらったことは 確かですし、何よりもこれだけの楽しみを与えてくれたのですから 星野仙一監督を気持ち良く送り出してあげることが 残された我々の使命ではないかと考えています。
星野仙一さん、ありがとうございました。 そしてお疲れ様でした。ゆっくりと養生してください。
P・S 関本がスタメン起用されてホームランを打ってくれました。 今日はそれだけでも大きな収穫です。ご贔屓選手ゆえに 活躍してくれると嬉しいじゃないですか。岡田監督からは 可愛がられていると思うので来年からの更なる飛躍を 期待しています。濱ちゃんに負けずに頑張れ!
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2003年10月27日(月)
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