| 何だろう |
自分の人生を振り返ってみると 「努力してないなぁ」 とつくづく思ってしまう。 中学の時も高校の時も、そして浪人の時も 「君はこれから伸びる」 と言われた。もちろん「伸びる」と言われただけで 伸びるはずも無く、結局あまり努力しないまま 今に至ってしまった。慢心があったのもあるけれど、 随分と自分に甘かったのだ。 普段の僕を知っている人からすると以外かもしれないけれど 家に帰るととてつもなくだらしなくなる。 「しんどいから明日にしよう」 そればっかりだった。だから思うように成績は伸びず。 一度それに危機感を覚え、毎日のように図書館に残り 苦手な英語を勉強したことがあった。もちろん結果は 効果的に出た。それに味を占めればよかったのだが、 情けない話でそれに油断をしてしまい図書館通いはバッタリと 止まってしまった。やればできるはずなのにこんな調子だ。 もちろんそれは勉強だけではない。サッカー部時代に こんな事を言われた。 「お前は元々上手いんだから、もっと練習すればいい選手になるよ」 確かに熱心に練習に行く方では無かったので、その言葉は 随分と響いた。その言葉が理由ではないが練習に通い続けた。 すると結果はついてくるものである。実力は上がっていった。 ただ一つの誤算はある人物の嫉妬を買ってしまったことだ。 結局その人物の陰湿なイジメが原因でサッカーを辞めてしまったが、 もっと楽しくプレイできていたら今でも楽しくプレイできていたかも。 努力すれば結果はついてくるのに努力しなかった。 そんな過去を映画「ピンポン」は痛いほど思い出させてくれた。 今、ゼミの先生からも同じように「君は出来る」と言われている。 下手をすれば器用貧乏で終わってしまうかもしれない自分にとって 最後のチャンスなのかもしれない。 持っている翼を羽ばたかせなきゃ、もう羽ばたけない気がする。 立ち止まっている場合じゃない、飛び立たなければ。 可能性という空は広いのだから。
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2002年09月28日(土)
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