輝き始めた原石

先週から新人の育成を任されている。
任されているといっても、別に特別なカリキュラムを
組むわけではなく、ただ一緒に業務を行うだけで
たいしたことはしない。でもそれだとあまりに素っ気無いので
デジカメの使い方や報告書の書き方なんかを実演してもらったり、
プリンターの仕様を教えたりと気の付くまま思うままに
いろんな事をやってコミュニケーションをとっている。
向こうにとっては新鮮な驚きな訳だけれども、こちらも
随分と新鮮な気持ちになるものだ。
そして何よりも新しい知識を得る喜びが
こちらに伝わってくるのが非常に嬉しい。
何しろ向こうはスポンジが水を吸い込むようなものなのだから。
これは新人さんに限ったことじゃなく、高齢者対象の
IT講習会のアシスタントをやった時も同じだった。
新しい動作を説明するたびに「ほぉー」とか「賢いなぁ」
という歓声が上がり、それを習得しようとする姿が
とても若々しく感じたものだ。
話は逸れてしまったが、新人さんの懸命な姿が
いつの間にか自分に元気を与えてくれている。
2002年09月27日(金)

Dag Soliloquize / tsuyo