もののふという打者

打ち続けるという心。
それを忘れずにバッターボックスに入る。
張本勲、榎本喜八、藤田平、谷沢健一、長崎慶一、田尾安志
オマリー、そしてイチロー。
今まで数々の打者がアベレージという数字と戦ってきた。
ホームランはヒットの延長、完璧なヒット以外はヒットに非ず、
敬遠に対する抗議のスイング、突如現れた新星…
様々なドラマが首位打者というタイトルに彩を加えてきた。
そして伝説は崩れた。夢の四割。それがついに達成された。
それは黒い箱の中の架空の物語ではあるが…
しかし86年のバースの記録っていまだに破られてないとは
化け物だな、バース。その年はホームランも54本打ってるし。
(姑息な敬遠によって記録はならなかったけれど、
 ひょっとしたら56本以上打てたかも…)
2002年09月22日(日)

Dag Soliloquize / tsuyo