サボテンは歌う。

2004年08月15日(日) PRIDE GP 2004 決勝 感想。

待ちに待ったプライドグランプリ最終戦!

史上最高の観客動員数と騒がれたこの大会、たしかにさいたま新都心駅に
着いた時から異様な人の数・・・。

和太鼓を用いたオープニングも盛り上がり、「こりゃ、絶対に
すごい試合が見られるぞ」と疑いもしなかったのに・・・。

まさかあんな結末が待っているとは。

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▼第1試合
× ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
(3R 判定 0−3)
○ 中村 和裕(日本/吉田道場)


何だか眠い試合だった。
試合後の中村のマイクでブーイングが飛んだのがその証拠でしょう。


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▼第2試合 「PRIDE GP 2004」準決勝第1試合
○ アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
(2R 判定 3−0)
× セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム)


第1試合とはうってかわって緊迫した試合。
ハリトーノフって何か怖い。主に顔が。
浦沢直樹のパイナップル・アーミーの悪役にこんな顔の人が出てきたような気がする。

一本勝ちにはならなかったけど、応援してたノゲイラが勝って嬉しい。


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▼第3試合 「PRIDE GP 2004」準決勝第2試合
○ エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
(1R 0分54秒 腕ひしぎ逆十字固め)
× 小川 直也(日本/フリー)


小川・・・・。

組み合わせが決まった時から嫌な予感はしてたけど、まさかこうまで
あっさりやられちゃうとは。
正直がっかり。

そもそも直前にテレビだのレコーディングだの全く練習してる感じじゃなかったもんな。

せっかくファンがこれだけ応援してるんだから、ちゃんと総合用の練習を
みっちり積んだ上で再度プライドのリングに挑戦してほしい。


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▼第4試合
× ケビン・ランデルマン(米国/ハンマーハウス)
(1R 7分44秒 V1アームロック)
○ ロン・ウォーターマン(米国/チーム・インパクト)


小川敗戦のショックで会場中がふぬけ状態(小川直也応援シートに座ってたため、
私の周囲では余計に顕著だった)の中、いつのまにか試合が始まり
いつのまにか終わってた。
ちょっと選手たちがかわいそう。

しかも応援してたランデルマンが気が付いたら負けてたしなあ。


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▼第5試合
○ ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
(1R 2分09秒 KO)
× エメリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドデビル)


休憩を挟んだせいか、ちょっと場内の雰囲気も回復。
試合前のあおり映像のママチャリに乗ってるミルコが何だかかわいかった。

試合はミルコの1人相撲。
あっという間に終わってしまった。
ミルコのハイキックが決まった瞬間、会場中総立ち!
めちゃくちゃ興奮した〜。


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▼第6試合
○ ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
(1R 2分09秒 KO)
× 近藤 有己(日本/パンクラスism)


いやはや、シウバ強すぎる。
もう日本人は誰も勝てないんじゃないかなあ。

最初のうちは近藤も結構シウバのパンチをかわしてたように見えたので
「お、いける?」なんて一瞬思ったけど、この試合もあっという間に
シウバが勝ってしまった。
2分ちょっとしかやってなかったのか・・・。


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▼第7試合 「PRIDE GP 2004」決勝戦
△アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
(1R 3分52秒 ノーコンテスト)
△エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)


第5、第6試合がめちゃめちゃ盛り上がって、そして迎えた決勝戦!

それなのに、ああ、それなのに・・・。
試合途中にヒョードルが顔面をバッティングでカットしてしまい
ノーコンテストになってしまった。

あ〜あ〜。
期待が大きかっただけに、仕方のないこととはいえ幻滅感が大きい。

年内にこの試合の再戦をするって言ってたけど、次はPPVでいいや。
わざわざ高いお金をかけて遠くまで出かけていって、こんな後味の悪い思いを
感じるのはもうこりごり。
せっかく今回は新規の客がたくさん入ってただろうに、私と同じように
思った人は多かったんじゃないかなあ。
DSEにしてみれば、もう一回客の呼べるカードが出来たくらいの気持ちかも
しれないけど、失った客の方が多かったような気がする。


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