▼東山へ
いよいよ旅行も最終日。 ぎっしり予定を詰め込みすぎてお疲れ気味だけど、でもとても満足度が高い。
ホテルをチェックアウトして京都駅に移動し、コインロッカーに荷物を詰める。 これで身軽になったので、意気揚々とバスで銀閣寺へ。
銀閣寺はいかにも侘び寂びの世界でとてもよかった。 苔が多いのが風情があってよいなあ。 銀閣寺は苔寺をお手本に義政が作らせたそうなので、今度はぜひ苔寺を見てみたいな。
それはそうと、銀閣寺の境内の中に、いろいろな苔のサンプルが箱に入って 展示されているところがあった。 「苔の種類がわかるのかな」と思って近くでよく見てみると、 苔のサンプルの横に札がついていて、それぞれ「銀閣寺の大切な苔」 「ちょっと邪魔な苔」「とても邪魔な苔」と書いてあったのには笑った。 そもそも、「大切な苔」と「邪魔な苔」の違いって、ぱっと見じゃ全然 わからなかった。

▼「おめん」で昼食
銀閣寺を出てからしばらく歩くと、N子さんが教えてくれた「おめん」という うどん屋さんが見つかった。 まだ11時と昼ご飯には早かったけど、せっかくだからN子さんお勧めの店で 食べようと中に入ってみる。
私たちが最初のお客さんだったけれど、その後どんどん席が埋まっていった。 店の外ではメニューがわからないようになってるし、暖簾や看板も 全然目立たないから、来てるのは観光客と言うよりは、地元の人が多いみたい。
せっかくだからと思って、昼の特別定食というのを頼んだ。 鮪のお造り、和え物、煮物、古代米ご飯がうどんについてるという超豪華盤。
そして、このうどんが単なるうどんじゃない。 太めの冷やし麺に山盛りの季節野菜がついてくる。 この野菜をたっぷりとした鰹だしの中に入れ、さらに白ごまを入れて ここに麺をつけて食べるのだ。
ちなみにこの野菜、最初に出てきた時はサービスでサラダが出てきたんだと思った。 だって、こんなに山盛りの野菜をつけ麺のつゆに入れるとは思わないもん! 意外だったけど、野菜のたっぷり入ったうどんはとてもおいしかった。 この日出てきたのは、ゆでたゴボウ、細切り大根、ショウガの細切り、 ゆでキャベツ、三つ葉、刻みネギ。 季節の野菜をゆでて出汁に入れるだけだから、今度家でも作ってみよう。

▼哲学の道〜永観堂〜南禅寺
昼食後、哲学の道を散策。 真夏のせいかあまり歩いている人もいなくて快適。 もちろん暑いけど。 でも木が茂ってて日陰になってるし、川沿いで涼しげだし、楽しい散歩。
道の途中ですっごくかわいい猫グッズのお店を発見! 猫と布とアクセサリーの店「のび工房」という名前。 手作りの猫グッズがたくさんで猫好きにはたまらない。 しかも、看板猫のまるちゃんが店の中で寝そべっててすっごくかわいい。 この子は触らせてくれる猫なので、思いっきりなでなでして猫充電できた。
哲学の道から永観堂へ。 紅葉が有名なところらしいので、やっぱり秋に来てみたいなあ。
そして、その後南禅寺へ。 さすがに毎日炎天下移動していたのでお疲れ気味であまり中をうろうろする元気はなし。 とりあえず「絶景かな」とつぶやいておいたのでよしとしよう。
帰りは、琵琶湖疎水の脇道を歩いて地下鉄東西線の蹴上駅へ。 この道が結構獣道で(何せ、道の途中ですっごく太い蛇がとぐろを巻いていたくらい) 一応ガイドブックには載っている道だけど、本当にこの道でいいんだか、実際に 駅にたどり着くまでは半信半疑だった。
▼錦市場へ
少しだけ時間があったので、錦市場へ。 市場っていうからアメ横みたいにお店の人がどんどん声をかけてきて売りつけられるのを 覚悟していたのに、この市場では全然呼び込みがなかった。 京都の市場はお上品だわ。
そんなわけで店員さんを気にせずゆっくりじっくり見て回れたのでよかった。 飛竜頭とおつけ物、卵焼き、お麩を買う。
▼N子さんと再会、そして帰郷
京都駅でN子さんと待ち合わせ。 N子さんと最後に会ったのは2年くらい前なのかなあ。 ほんの短い時間だったけど久々に会うことが出来て楽しかった。
色々アドバイスしてもらえただけで本当に感謝していたのに、その上お土産に めちゃくちゃおいしいお弁当まで用意して頂いてもう大感謝。
帰りの新幹線でお弁当を食べながら楽しかった旅を振り返ると、帰りたくなくて 仕方なかった。
今度は紅葉の季節に絶対行くぞ!

《今日の歌》
南禅寺 景色は遠くなりにけり 疎水のほとり ふたりただ行く
(南禅寺を出て、琵琶湖疎水のほとりを歩いていく。道は狭く、木が生い茂り どこを歩いているんだかよくわからなくなるほど。ふと足下をみれば蛇がとぐろを 巻いていたり。そんな道をよくも2人で歩いたものよ)
思い出を 鞄につめて 東京へ 旅はうたかた 明日は現実
(楽しかった旅行もあっという間に終わってしまった。ふと気が付くと明日からは 仕事なのだと切なく思うことよ)
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