
|
 |
| 2004年02月07日(土) ■ |
 |
| ここまでにぎやかな首長選挙は初体験です。 |
 |
うちの町は名古屋市の西隣にあるのに田舎町。 町長選挙をやれば、本人の支持基盤=地元町内会に毛がはえた程度。 すなわち、地元で農家やってるか、商売やってるか、お寺やってるか そのいずれかしてて、地元に地盤があれば勝てるのです。 そんなわけで村時代から通算しても30年以上、50より若いのが 首長になったことはありません(もっとも名古屋市以西の自治体のどれ もが、そんな状況なんですけれども)。
そんなわけで、現在行われている京都の市長選挙が、ものすごく (見ていて)楽しいです。参加するのとは違いますが (というか、間違いなく体力がないからそんなことは出来ません)。 これがホントの選挙なんだろうな、ってくらい活気がありますが、 選挙カーを都心部であまり見かけないということは、この時期は久世・久我の 南部や洛西などニュータウン、もしくは左京区の僻地でも巡回している のかな?
たぶん、最初と最後は街中で、真ん中は周囲を、というのが常套戦法 なのでしょうね。 くどいようですが、自転車で4時間もあれば、町内を1周出来るような小さな 自治体では、朝から晩まで本人を何回も見られるような選挙が当たり前 だと思っていますからね。 (某衆議院議員氏の選挙スタイルから有名になった自転車戦法は、実は私の 住んでいるような小さくて平坦・そして道の狭い町でこそ有効なのではない か?と思える次第ですが・・・。)
さて、市長選挙も末期になって、あっちもこっちも非難合戦が始まった模様です。 ここで、関東のインテリ大学の学生が昔やった「マニフェスト比較」に ならって、「誹謗中傷ビラ比較」をしてみましょう。
(現職側のビラ) ●共産党が主導する相手陣営は「市民派市長」の仮面をかぶって支持拡大を 訴えていますが、彼らに京都市政の舵取りを委ねることは絶対に出来ません。
(新人側のビラ) ●現市長 1兆円の大借金にも反省なし ・2期8年で借金を3000億円も増やし、1日1億円の利子払い ・無駄と環境破壊の市内高速道路(2路線)に、すでに262億円 ・ポンポン山不正買収で26億円の返還命令に「誤りがある」と上告
※どちらも2月5・6両日に私が入手したモノから、相手方批判と取れるモノを 抜粋したものであります。
ビラ合戦をやれば、反現職が有利と言えば有利でしょうね。市政のあら探し して、そこを糾弾するような物事を書けばいいんでしょうから。 それが証拠に、現職側が、新人側の訴えに関して、つっこみを入れていないこと からも明らかなのではないでしょうか? まあ、現職も2期という中期政権をとっていることもあり、いわゆる
「無党派層」が棄権して、支持基盤の多い現職が笑うのか、はたまた現職側の 危惧するアンダードッグ効果に泣くのか、私は明晩、愛知の実家で まったりとその結果を見守りたいと思います。
|
|