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| 2005年04月05日(火) |
アジア映画祭り巻きもダス! |
関西深夜の番組表に「ロザンの巻きもダス!」っていうのを見つけて、おぉ、なんのこっちゃわからんタイトルやけど、レギュラー出来たんやん〜!って喜んでたら、1回もんだったみたいですね。えぇ、レギュラー出てましたけど。中身は、NHK教育じゃなくていいのか?(一部下ネタ除く)な感じ、菅ちゃん曰く「ロザンらしいでしょ(笑)」な、物がどうやって出来上がってるのか巻き戻しで見せていく。南光師匠の質問にもサクサク宇治原が答えていく番組です。ちょっと、Dの嵐!の逆回転を思い出したけど、そんなことより!!!宇治原が、かっこよくなってる!私は前から好きやけどな、世間的に売り方が違うかった気がする・・・いいのか?かっこよくなって。
なんの話だっけ? あ、で、残念ながら1回で終わっちゃった記念で、タイトル使ってみました(笑)それだけ。
☆藍色夏恋☆ 青い時代を思い出して、ぐっときて大好き!そう言いましたが、そしてそうですが、観ながらね、世界に没頭したい自分とモンちゃんの気持ちがわかりた〜い自分がいて、没頭しきれてない気がします。もったいないような、でも、モンちゃんのことを考えるのはある意味入り込みすぎなような。
モンちゃんこと、グイ・ルンメイ(大人になったら美人〜)演じるモン・クーロウの気持ちは?
多分、それはモン・クーロウにも明確にはわからないんだろうね〜。それを懐かしく、いや、タイムスリップしたくらいな感じで、モン・クーロウ、君、ほんまはどないしたいねん、そんなことを考えてしまうのさ。だってモンちゃんのかたくなさと、笑顔がぐっとくるんだもん。
OPでモン・クーロウは親友とゆーか、大好きな女友達ユエチェンと将来を思い描くごっこをしている。自分は何も思い描けないのに、大好きな友達ユエチェンは、大好きな男子を思い浮べ空想している。ちょっとおいてけぼり?
しかもユエチェンは、それがチャン・シーハオという同じ学校の男子だと、教えてくれた。超片思いなんだけど。あとでモン・クーロウに見せるストーカーチックなシーハオグッズ収集は驚くと同時に、そこまでせんかったけど、本人のシャーペン拾ったら返してしまうけど(しかもそっと机に置くだけでしゃべったりようせんの)私のシャーペンを貸したりした日にゃ、その後、宝物化、他の誰にも貸しません!てな、気持ちを思い出すと、懐かしく切ないが・・・。そう、ユエチェンはシーハオの靴やら色々集めて宝物にしているのに、モン・クーロウに橋渡し頼んでも、彼に「ほんとはユエチェンなんていないんだろ?(笑)」くらいに気付かれてない。切なすぎる。
ここらあたりから、モン・クーロウとユエチェンの仲がおかしくなる。橋渡しを頼んだら、そっちとひっついちゃうなんて話はよくあることで・・・。反対に自分も気がある子の橋渡しを、友達大事でやっちゃったら、その友達とひっついちゃうのね、あぁ、神様のいぢわる!みたいな・・・。
モン・クーロウは男子に興味がない。気になるのはユエチェンだ。なのに、シーハオは自分が好きみたいになってきた。もともとユエチェンがラブレターに断りもなく自分の名前を書いたのに、全校生徒の前で恥ずかしい思いをしたのに、シーハオがそれをきっかけに更に近づくし、ユエチェンはそれが気に入らないから自分を無視する。憤り・・・。理解不能のユエチェンとシーハオ。こんなに大好きな友達だのに・・・。こんなに冷たくしているのに。理解不能・・・。
ユエチェンが、別のシーハオファンにいたずらされたモン・クーロウにそれが誰か教えてくれた。そしてまた二人は仲良しに。たとえ会話がシーハオねただったとしても。そしてシーハオと付き合ってないなら紹介してとユエチェンに言われる。複雑な顔で、モン・クーロウは友達としては嫌いになれそうにないシーハオにユエチェンを紹介する。
結局、ユエチェンはシーハオに振られてしまうけど。シーハオはユエチェンの気持ちよりモン・クーロウに腹をたてる。「なんであんなことするんだ」それは自分がモン・クーロウを好きと知っているくせに、ではなかった。いいやつだ、チャン・シーハオ!
「なぜつきあえない?」(だよね〜、ビーチデートは楽しそうだったよね〜)の問いに、秘密の交換を条件にモン・クーロウはシーハオに本心をうちあける。そのくらいナーバスな問題なのだ。 「私は女子が好きなの!」最初は自分を振る方便だと思ったシーハオは、好きじゃない子に告白されたら「おれもゲイだっていう」 あ、ちょっと忘れた。それが簡単でずるいとシーハオは言ったんだっけかな?
でも、それは本当と譲らないモン・クーロウ。だから、シーハオはユエチェンを紹介した彼女に、自分のユエチェンへの思いはいいのかと腹をたてる。(あれ?紹介のあとに秘密の交換だっけ?いい加減すぎ?)
モン・クーロウは明らかに混乱している。どうしてユエチェンといると楽しいように、ユエチェンが男子を見てときめくように、自分は男子を見れないのか?極端なモンちゃんはシーハオだけでなく、体育教師にまで「私にキスしたい?」と聞いてまわる。心配したシーハオとキスするものの、よくわからない。最後には失うとわかってユエチェンにキスしてしまう。・・・その後の高校生活、あれは冗談やって!って友達に戻ったんだろうか・・・。
一抹の不安を残しながら、希望も用意されてある。いつものように自転車競争しなが、シーハオが「男を好きになるようになったら、それが一年後でも五年後でも、最初におれに知らせろ」そういうシーハオを追う二人の自転車競争は無邪気な姿だけど、モン・クーロウに変化が。想像できなかった将来だ。
「一年後か五年後、私がどうなっているかわからないけど、きっと彼はかわらず爽やかに笑って振り替える。それがみえる」
この初恋が続くのか、一年後、五年後、二人は別の恋をしているのかわからないけれど、出来れば再会してくれ!
ユエチェンの家は素敵なマンション、部屋も素敵、おそらく問題のないパパとママがいるはず。たぶん、シーハオも。モン・クーロウは離婚したママがアパートの横の歩道で屋台をして育ててくれている。そういう人物背景が、ちらちらとみえるだけで、いろんなことに説得力が出来るんだね。
明らかに、モン・クーロウはユエチェンと居る時、しあわせそうだ。ユエチェンに呼び出されればかけつける。ユエチェンと一緒の時のくつろいだ顔と笑顔は格別で、ユエチェンのためなら戦いそうだ。
「私は女子、だから男子が好き」 と、体育館の二階柱に落書きする(気持ちを表す)モン・クーロウ。でも、それはどっちなんだろう。そうじゃなきゃいけないはずと自分を戒めてるのか、ほんとはそうなのにユエチェンのためにシーハオを好きになれないから隠れて叫んでいるのか。
明らかに、モン・クーロウの興味は男子にそうなかったようだ。シーハオ知らなかったし。母と体育教師は同じくくりだし。最初に自転車でシーハオ見に行った時の目のにらみのきいてたこと。
でも、なんだろ。大好きな女友達が、男子を好きだった驚き、明確ではないが大人に先になられたような焦り。男子に取られちゃったらこんなに仲良くもいられなくなる。 そんな中で、モン・クーロウは[まだ]男子に興味がなかった。そういう感じなのかな〜と思う。 だって、それは性別を問わず仲良くなってきたからかもしれないけど、モン・クーロウがチャン・シーハオに向ける自然な表情は、かたくなさがなくなり、ユエチェンに向ける笑顔ともまた違う、なんだかキラキラを感じませんでしたか?
なので、親友とのはざまで致し方なく、好きになりかけた男子にレズだと言ってしまったのではなく、「恋って気持ち」がわかりかけてわからない、かたくなな女の子の、なんだかよくわからないけど、もやもやする、いらいらする、その上女子友達失うかもだし、なんなんだーっ!そんな言葉にならないような、だからセリフも少ないの、な映画だったのかしら、とか思う。
胸がキュン☆てなる映画だったよ!
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