ドラマ!ドラマ!ドラマ!
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| 2003年11月26日(水) |
藤木様シリーズの途中ではありますが・・・2 |
「恋文」 いらいらします。でも、見てます。この時点で、私の負けです。VS「番組」。 でもね、負けてて良かったかも、あそこで見るのやめてたら「いらいらした」だけのドラマで終わってた。いらいらしつつここまで見せた、やっぱり、そっちの勝ちです。VS「番組」。 原作を読んでみない事にはわからないんだけれど、珠玉の恋愛短編と言われているらしい原作にどこまで忠実なのかわからないけれど、「うまいなぁ」というところと「そうか?」というところがあったりなかったり。 ま、普通に疑問として、病室広いよね。しかも、今回ついにいしだが死んでしまって、いつまでもベッド空いてるよね。ホスピスってわけじゃないでしょ?北鎌倉病院。ま、設定として、必要なんだろうけど。 まず、いしだが、本当に死にそうで怖かった。今回の演技っていうか、胸板が怖かった。彼女が最初は和久井や、和久井のとこにくる人たちを、悲しそう(妬んじゃいけないけど・・・みたい)な顔で見てた。表向き世話焼きおばさんしながら。ところが、和久井と話を共有し出してから、彼女にも少しだけはりができたというのだろうか、待ち人は来たらずだけど、娘といってもいいくらいの若い人たちを見守るような、仕事ができた。ついでに思い出話を語る相手もできた。良かったなぁ、って思った。で、やっぱり寺尾待ちなんだ・・・。いつわかるのかなぁ、って思ってたら、いきなり予告で急変してて。前回の予告では寺尾も脳溢血とか病気で倒れたのかと思ってびびったけど、怪我でね、あぁ、これは病院に入院させるんだなぁ、と、渡部、廊下走ってたし、って思ってたら。帰宅してね。でも、いしだが美容院に何か書きに行って、それを仕事休んでふいに見に行く寺尾が見るまでひっぱるのね。あぁ、会えるかなぁ。会えるといいなぁ。「遅すぎるわよ」って、でも「おかえり」って言えて良かったのかなぁ、って感動するところなのに、医師の立ち位置はどうなの?とも思いつつ、よくできた話だけど、ここまで会わせなかったのは、「死」を3人に印象づけるためなんだなぁと思った。 和久井が結婚、出来ない理由がある、すごく悪い女なんですって、告白したときに、どんな秘密があるんだろう!って楽しみにしてたけど、結婚してた事を知っていたってことだったのね・・・。嘘ついてたから辛かったかもしれないけど、そんなことか、と、ちょっと思った。もちろん「知ってる」って言っていたら、どうなってただろう?1話で書いた感想みたいに友達としてお見舞いにきてくれる人にはなってくれただろうけれど、いや、なっただろうか? というか、背中をたたいて、って言った時に、水野の気持ちが堰を切ったようにあふれた、それを導き出したときに、うすうす見えるように作ってある(身もふたも無いか)ので、そんなことか、と思ったのかもね。水野は「ずるい!卑怯だ!」っていいながら、結局離婚してしまう自分がいるんだなぁと、思っていったら、相手がそう出て・・・。なんだかそれはうやむやになってしまったけれど、そして仲良くなっちゃうんだけれど、おいおい、子供の休みくらい家にいてやれよ。渡部も立ち聞きしちゃって、このまま彼女が死なないけど具合悪いままみたいな入院患者で、大人は楽しく過ごして、子供はほったらかし・・・。いいのか?「いつの間にこんなスゴイ子になったの?」って涙してたのに・・・。と、思いつつ、これも続かないのだろうなぁ。風変わりな三角形。 喫茶室で和久井が水野に「まだ私たちが協定(結婚してる事を知ってる上で親友なこと)結んでるって知らないわよね」と言った。そして、恐らく、一人で死を宣告されてから、何度も陥った恐怖が、ここのところ楽しくてちょっとぼやけてて、っていうところに、いしだが死んで・・・スゴイ現実としてまた襲ってきた。そのためにいしだは死ぬ必要があったんだね。うやむやになった三角が動き出すのかな。 途中、和久井の誕生日の回かなぁ、デートするの。「え・あろーる」と同じで「死ぬから」って切り札を使いたくなる状況ってあるんだと思う。「死ぬまでに」って。でも、ちょっと使い過ぎだろう、ってずるくないか?「死ぬからこそ」っていうのもないか?と、腹が立った。特に曖昧だったし。だいたい、ずっと入院してるやつが、病の内容がどうであれ、ベッドで寝てるのが長ければ長いほど、そんな歩きまわれないぞ!「これが最期のチャンス」とはしゃいでみても、絶対、翌日が翌々日に具合、ごっつ悪くなるのに、何故、普通?と、いちゃもんもつけつつ。でも、「死ぬからこそ」相手に思い出を残して去りたい気持ちと「死ぬからこそ」相手に負担を欠けたくない気持ちと、どっちも自分のことも相手のことも考えたとして、どっちがいいかなんてわからないね。「負担かけても思い出が欲しかった。死ぬ前くらい、甘えてくれて欲しかった」と思うかもしれないし、「キレイに去って行きたかったという相手の気持ちを尊重したい」と思うかもしれないし。わからないねぇ。わからないよ。わかってたまるか、だよね、私に。今回のエピで、いしだは相手にとっては再会とともに急にこの世を去るんだけど、寺尾が死ぬかも?と思った瞬間に「嘘をついたままでいいのか」って思ったっていうのがあって、会いたいって前に美容院近くまで行ったときより切実に思って、その後だったからね、どっちにしても会えなくても思いつづける人なんだから、こういう形でも会えて、気持ちを確かめ合えて、「死んで忘れられない女になった」って生きてくこっちの身にもなってみろ的なことも言ってたけど、きっぱりしてよかったケースなんだよね、きっと。 水野サイドの気持ちはね、偽善的って思う人もいるのかなぁと思うの。でもね、なんか渡部みたいな人を好きになってしまったら、どうしようもなく仕方なく、そうしちゃうのかなぁ、自分でもどこかで素直じゃないとか見栄っぱりだとか、何、大人ぶってんのとかいさめつつも、そうしてあげたくなっちゃうのかなぁとかは思う。で、和久井という立場の人と本当に情が芽生えたら、この先どうしていくのか、それも自分が犠牲になっているという思いがふっきれるほど、そうしたいんだって気持ちが勝ったら、犠牲とか偽善とかじゃなくて、自分の心残りのないようにただそうしたいっていう風に動くんじゃないかなと思う。「どうせ死ぬんだから」じゃなくて「だって死んじゃうんだよ」って。
「トリック」 面白いですねぇ。9時台にきても、結構飛ばしてますねぇ。なんか、とても「g@me.」で樹理ちゃんやってる仲間さんとは思えないですね。キレイだけど、好きだけど、もう、山田なのよね。(どっちも好きです)「死なない老人ホーム」予告ではまるっとにしっかりスリット足して「お見通しだ!」って言ってたけど、どう解決したのかなぁ。私の好きな浅野和之さんが、副理事だっけ?で、出てて、首、きゅっってやりながら、リップ塗るの。へへへ。おもしろい癖の役だね。似合いすぎだっちゅーの。もう、「今宵の君」と同じ人とは思えない!好きですっ!!でも残念ながら浅野さんは「ぐる」だと思って猟銃を構えたけど、実は「ぐる」から外されてたんだねぇ。高嶋弟はあそこで山田が止めるのを計算してたんでしょうね。止めるならじーさんから止めないと。てゆーか、あんなにさくっと死んだ人を生き返らせるのに、どうして父親の足と記憶は戻せないんでしょうね。つか、ほんとに父親?ちょーさん・・・(山さんじゃないよね、ちょーさん、だよね@太陽に吠えろ)増毛の湯に居ると思った矢部・・・やっぱり居たね。あにぃ!って突っ込みが無いのは寂しいけど、私は姜ちゃんが関西弁につられることなく、同じセリフを重ねて言うの、結構面白いと思う。中身わかりつつ、もっと被るともっと面白いと思うけど。あ、そうだ、名前わかんないんだけど、昔「暴れん坊将軍」でお付のじぃの役やってた人、高嶋父の前か?あの人が出てた!!私、あの人好きだったんだよねぇ。お元気そうで何よりだわ。そうそう、これ一番収穫かも。
「マンハッタン・ラブストーリー」 いったい忍っちはどうなってしまうんでしょう?これもまだビデオの中・・・。どうして我慢できる、私!(アニ見てきたからかな?)そっか、忍っちは少年レントゲンやりながら(松岡くんドラムってのをいかしたね)ゲイじゃなくて女子だったんだね。どっちかだと思ってたけど、女子か・・・。なのに前前回ではエモヤンに気を持たせるようなことしやがってー!っていうか、ギターで歌っちゃうなんて、女子がして欲しそうななぐさめを女子だけにやってしまったんだろうかねぇ。前回はいきなり「だって無理」の一言だもん。って、エモヤンも気、多すぎ、つか、早く乗り換えすぎ!(モー子も見てきました)松岡くんというか、店長と一緒にAからはじまるアルファベットを頼りに、どうなるの?どうなるの?と、しっかりミスリードされつつ、それを喜びつつ。BがAにいったりCだったり(千倉先生のローズも見てきました〜)、Dはもうふらふらだったり、って、Fの回、早っ!!これは船越妻の陰謀か・・・。(Fも・・・ね、ねたばれか)って、この速さ(しかもエンドロールまでやってるし)おもしろすぎ、「木更津キャッツアイ」の巻き戻しならぬ、はや送りだね!で、H、はらっち、はらっちが居たのねー。(ミー子も出てました)これでイボリーの時代も来るのか?「赤羽ちゃんに翻弄されて喜ぶイボリー」の時代も来るのか〜〜?って、来ないんだろうなぁ。いや、来るのか?なんだろうねぇ、このドラマ。ばかばかしくてすっごい面白いんだけど、私と、まわりの一部だけなんだろうか?作者一緒だし、制作一緒だし、出演者かなり被ってるし、でも、だからノリで「クドカンのつくるもんなんだからさぁ、ぜってぇおもしれぇよ、おもしれぇ、っていっとけばいいんじゃないの」的な感じじゃなくて、一緒の人がやってるんだから、そりゃどっかテイスト似てくるわ、でも違うのね、テンポが、そこがまたいい。意味なく「具がおおーーーーぃ」って感じ?赤羽ちゃんの着メロが松田聖子なだけで笑える。しかも、何故?なくらいにタクシーの制服の採寸が・・・ありもの無理やり着せられてるタクシー会社!なとことかも面白いのぉ。
「末っ子長男姉三人」 ぶっさん見てきました。もとい、ぶっさんが一郎やってるこれね、色々まっさんグッズも放出されてるしね、一応録画コンプリートのつもりしてるから、ある意味見てない。5話は、いきなり見た、とりあえず、さださんがラジオ出演という形で出演するというので・・・。岸ママが、熱で倒れて娘達が部屋にきてくれないとき、順番に名前呼んで、最後に「まっさん〜」って呼んじゃう気持ち、わかったりして。って、岸ママ!!「里子さん愛してるよぉ!」って、さださん特別ゲスト状態じゃん!うらやま〜〜。んーー、「愛してるよぉ」なら、藤木直人?って出てないし、これに。せめて岡田くんと言っておこう。さださんにはね、また違う事言ってもらうの。(妄想だけどさ)で、期待はずれの原田姉をおいといて、ついにえみちゃん登場らしい!!で、でも、そ、それが・・・坂本真綾ちゃんなのに、本領発揮は携帯ボイスだけ?(キュート)と思ったら来週登場です。(いやー、無理無理似せてるしぃ)
「共犯者」 これこそコンプリートすべきだったと反省。どうなんでしょ。私的には、すっごいはまってるんだけど。ある意味不安なくらいに。というのは、こんな面白いものテレビでやられたら「g@me.」を劇場に誰がわざわざ見に行くんだ?ファンだけじゃん!って焦ったの、そのくらいはまってるんだけど。でも、やっぱ気が散ってるからね、だめだね。その時、その時思ったこと書かなきゃ、ミスリードされてることを意気揚揚と書きたいじゃん、で、はずれてもそれはそれで嬉しいし、当たったらそれもそれで嬉しいしみたいな。で、とりあえず、1、2話だけメモつけてたんで・・・。 1話。電車の中でヒトリ赤が動く。三上の妙に歪んだ皮肉めいた笑う口元のアップ。あの手の髭は好みじゃない。たとえ藤木でも・・・なんだが、そして三上でも、なんだが、・・・うっ、やばいくらいに頭に残る。印象的過ぎる。この印象の残し方はなんなんだろう。っていうか、1話のはじまりに水に浮いてる奴はなんだ?なんでだ?そして、オープニングの映像、うまっ!「共犯者」ってタイトル出る位置といい、カラーといい好み!それから、部屋の中の仕切りがガラスのルーバーってのは単純にインテリアとしていいね。って、次の瞬間、向こうからも覗く三上。あの強烈な笑い方は三上じゃないといやらしいね。好きだぁ。・・・もう彼女が覗きこまないと確信があるようにソファに沈み、まるくなって眠る三上に籠の映像がかぶる。籠の中の鳥は三上の方なのか? 2話。やっぱり玉緒ちゃんは生きていたね。そしてまた三上の口元のアップ。今度は歯まで見せた。ところで、15年地味に暮らし過ぎて、今更同じスーツ出勤が目立つ女。うっかりサンにもホドがある。何で車を洗わなかったんだろう。っていうか、地味に暮らせば目立たない、隠れられるってもんじゃない、本当にこの15年を隠れて生き延びたかったら、毎日同じ暮らしはしないことだ。何かのときに、普通の暮らしならある、いつもと違う行動、それが目立って目立って仕方が無い。しかも、この動揺、この女は本当に15年前、警察の目を抜け、その後15年生き抜いてきた女なんだろうか。そして三上の白衣が、キレイすぎるほど印象的に翻る。これから起こる惨劇を予想させながら白く翻る。 みたいなね・・・。
で、何話だっけ?3話だっけ?「ウエヤ」って名乗るんだよね。最初嘘っぱちかと思ったけど。そして美咲に「マサト」って置手紙をするんだよね。で、予告が墓地でしょ?「ウエヤマサト」を入れ替えたら「トウヤマサエ」になるじゃん!そっか、関係者か、で、復讐の機会を狙って今まで色々調べていたんだな、すごく綿密に、でなきゃ、知らないことを知りすぎている。サエの何だったんだろう?しかも社長が知っている?っていうか、おいおい、美咲ちゃん、車を洗わないこととか、色々あるけどさ、何ひたって「うえやまさと」の漢字考えてるんだよ。恋する乙女かいっ!と、その回のラストでは自分の会社の端末で照会してるのね、カタカナで・・・。わかれよ・・・。いつまでわからない設定なんだろう。ここでせめて気づくことでなんか展開があるんじゃないの?ないの?えぇ?!ってことはミスリードってやつか?それとも、と考える。三上の果たしたい復讐相手は美咲じゃないんだ。もしくは美咲だけじゃないんだ。美咲を陥れようとしつつ、黒幕がいてそれを引きづり出したいんだ。もしかして、美咲の記憶が混乱させられていて、美咲は実行犯ではないのかもしれない。佐野史郎・・・。三上が言った世田谷の分譲地の家を買っている。一人で住んでいる。佐野はその下に埋められているものがなんだか知っていて、その家を購入したに違いない。 と、また考える。ウエヤマサトは美咲だ。喫茶店のウエイトレスをわざと無愛想にしてはあるが、確実に水を2杯頼むことを不可思議に思っている。ウエヤマサトは美咲にしか見えない。二人は同じ癖がある。ぎりぎりと指ごとつめを噛むのだ。そして映像は時折、美咲一人を、そして二人同時にあの例の、あいた鳥篭越しに写す。あの墓地で「忘れられないのは僕と君と犯人」と言った、彼の目には三上でなく美咲が写っていた。なんらかの人格障害を起こした美咲は、ウエヤマサトを作ったとしたら?「面白い人に誘われました」という広海のメールは美咲。あの場所には両方いたようにわれわれには写っている。もしくは美咲には。マンションの向から覗いていた女子高生にも美咲一人がやったことと写っていた。だが、車を警官に止められたとき、警官は「奥さん」と言った。一人乗りの女性にいきなり「奥さん」と呼びかけたりはしないだろう。やはりウエヤマサトは存在するのか?しかし、小林に誘われた車で、後ろにいつのまにか乗り込んだようにみえるウエヤマサト、彼の声と姿に美咲は驚くが、小林の驚き方は違った。「美咲さん?美咲さん?」もしも、美咲が突然豹変して、唇をかみきるようなキスをしてきたら・・・。こんな恐怖はないだろう。そういえば、「僕は知っている・・・」という登場のとき、美咲のキスの好みを、まず下唇だけにキスをするのが好きとか言ってなかったか?(これは7話のキスシーンからすると上唇かもしれない)佐野史郎の前に「あなたは共犯者」と言って現れた三上の姿に「お前は誰だ?」とは驚かなかった。7話の課長代理もそうだ。あの防犯ビデオも三上の女装だと思ったし、実際三上の女装で撮影したのかもしれないが、あれも美咲。車を暴走させ海に落ち、二人はばらばらになる。一緒に治療されたかのような美咲の意識とは裏腹に彼は存在しないかのようだ。それにしても車椅子のシーンは美しかったなぁ、三上さん。 ・・・でも謎が、小林はなぜあの口調で宅配を装い常務の家を訪ねたのか、そして常務に招き入れられたのか・・・。んー、どんどん私のミスリードに拍車がかかる。さて、どんな結末が用意されているのか。あぁ、わくわく。
まめに書かないと、長っ!
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