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2002年02月10日(日) 涙腺が壊れている

2002年2月9日ソルトレイクシティにて冬季オリンピック開会式がとりおこなわれ、ついにエヴリデイ涙ぁーデイズがはじまってしまいました

 あぁ、だめなのよね、開会式とか閉会式とか、だいたいそういうものに弱いのよ、私。大勢の人が集まって一つのことをしている状態に弱いのかな。あと、合唱とかね、人間の声が重なり合うのに弱いのね。つまりは歓声ぞくぞくってね、それだけで泣いてるのね、私。あと、花火も弱いね。で、やっぱオリンピックって4年に一度だし、それに向かってやってきて、選ばれた人がそこに集ってるんだけど、選ばれなかった人の方が大勢いて、同じ様にきっとみんな頑張ってるんだよね。でも、運とか努力とかセンスとかいろんな事が重なって限られた人だけがそこに集えるわけでしょ?しかも、選ばれたってことが終わりなんじゃなくて、そっから競技がはじまるわけで、凄いと思うんだよね。重ねてきたこともすごいけど、その本番でさ、大舞台に立って実力を発揮するっていうのは、もう凄い精神力とか、やってきたことへの自信とか、筆舌につくしがたい緊張との闘いなんだろうなぁ、とか思うと、もう、凄いとしか言いようがないんだよね。絶対に経験できない度合いなんじゃないかと思う。(オリンピックとかスポーツに限った事ではないんだけど)本人になんかなり得ないんだけど、家族とか友達とかだったら、どうだろう?とか思うとね、今、現在違うんだから想像で泣くなよ、って思うんだけど泣けてくるんだよね。あほか?と、思うくらい泣くからね。

 ま、そういうわけで、どういうわけで?大好きな冬季五輪の開会式、にもかかわらず、このおばかはですね、大失敗よ。ほんとはね、リアルタイムで共有したいのね、仕事よりもデートよりも優先させてテレビの前にいたいわけよ。そのくらいなんか好きなの。でもま、生中継は見れなかったので、ビデオ予約をしていったわけですよ。でね、それをあとで楽しめばいいから、フジのね、『感動の開会式ハイライト』フジッキーがキャスターだっていうから、それをたっぷり楽しめるぞ!と、たくらんでいたわけですよ。「完璧やね!」それがまぁ、19時からはじまるわけね。「フジッキーのかっこいいとこ録画しようかな?」って、予約してたビデオをね、延長も考えて余分に予約してたから巻き戻して確認したのよ。戻しても、戻しても、オリンピックらしき光景が映ってないのね、これが。「早く気づけよ!」BS11予約しててんねぇ。BS7やっちゅーねん!あぁ・・・・。もう、がっかり。全てが終った感じしたね。いや、まじで。

 仕方ないからね、せめてフジッキーで開会式ハイライトだけでも見るしかないよ。もう19時やし・・・。で、2画面にしてね、NHKとフジを見てたの。「あぁあ、ハイライトじゃだめなの。私は生中継と同じ物が見たいのよぉぉぉぉ。ふ、不覚だっ!」30分経ちました。せっかく2画面で見てたNHKが終ったのね。え?なんかハイライトチックな見せ方やなぁ、と思ってたら、おい!ニュース7やん!アカンやん、私!BS7やっちゅーねん!そう、BS7で、開会式の再放送やってたのよ。げに恐ろしきは思い込み。生が衛星放送やからね、再放送は地上波やと思ってたのよね。新聞のテレビ欄、見てるのよ、でも思い込みは、ほんま怖いね。「なんや、私、見れてたのに!おおばかやん!あほやん!まぬけやん!」もう、がっかり。クリスティーナ・ヤマグチ踊ってるのフジのハイライトで見てね、ハイライトでも見れただけいいねんけど、知ったら悔しいね。あとかなぁ、と思って見てたけど、最初の30分やったのかしらね。あんまりがっかりしたから気もそぞろでね。それじゃあかんねんけど。台無しな気分。

 それでもね、フジ見たりBS7見たりしながらね、選手入場で、みんな笑顔でしょ?意味なく泣いてる自分がいるのね。「あぁ、来たよぉ。」ってね、泣けてくる。「1人での参加です!」とか聞くとそれだけで目から水が・・・。バミューダはいてるよ、絶対寒いよ、でも笑顔だよぉ。また、目から水が・・・。おぉ、船木だよ、ノーマルヒル予選、決勝と一緒になったよ。あぁ、グランド・ゼロの国旗だぁ。スティングとヨー・ヨー・マが、「フラジャイル」歌ってるよ。あぁあ聖火が、聖火が・・・しかもアメリカのホッケーの選手一同だよぉぉぉ。(その当時見てたわけじゃないのにね)だーーーー(涙)。

 半分冷静なんだよね。NHK朝の連ドラ「オードリー」で、段田安則さんがやってた佐々木パパがね、東京オリンピックを家族が見ているのに見ようとしないのね。「どこが平和の祭典だ!戦争のかたわらで」そういう思いもいっつもある。わざわざ国境をかえって認識させられる感じする。なんか変。オリンピック期間中は全ての軍事行動を慎もうって、慎めるならずっとやめれば?なんか変だよ。旧ソが解体して、新たに争いと国境が増えて。もとは仲間だったんじゃ?なんか変。そんな中シドニーの閉会式は国と地域としての入場でなかったのもいいんじゃないかと思った。確かに国のバックアップで強い競技っていうのあるけど、その人、個人としてどうだ!っていうのが年々強くなってきているからいいんじゃないかと思う。あと、勝負だから結果なんだけど、以前は掌かえしたみたいだった報道が、健闘を称えるという報道に、とりあえず日本はなってきているようなので、見ていて痛々しさとか悲痛さとかは私としては減ってきている。だって、「頑張れ!」っていうけどさ、もうぎりぎり頑張ってるんだってば、っていう人にさもっと頑張れって、残酷やん。

 でも一方で、せっかくこの日まですっごいエネルギー費やして、捨ててきたものとかもきっとあるやろうし、とか思うとね、言葉として言いたくないけど「あとちょっとだけ頑張れ!踏ん張れ!」とか応援してしまうんだよね。それに国のことにしても、今年なんかはやっぱりテロが、改めて世界的に脅威だと明らかにならざるを得ない形で起こってしまって、犠牲はアメリカだけじゃないんだけど確かにアメリカで、わけわからないうちに犠牲になって亡くなったたくさんの命のことを考えると、元気なアメリカ!っていうか選手が活躍するっていうのが、国力どうのでなく、国民それぞれの人の気持としては、支えになるんじゃないか?っていうのもあるのは間違いないとも思う。商業ベースに乗りすぎだとか、他にも色々批判は多いけどね。

 複雑な気持もありつつ、でも、私はやっぱり、目標にむかってその競技に挑む選手たちのことを尊敬するし応援したいし、セレモニーは調整の邪魔じゃないか?と、思っても、誇らしげに入場する選手、それを祝福したり、開催地の歴史的な事も知れたりする開会式っていうのは、好きなんだ。

 そういう背景もあるから余計泣ける部分もあるかもしれないけど、まぁ、ほぼ意味なく目から水が・・・状態。なんで?ってとこでも泣いてるし、何回見ても泣くシーンもあるし、人に結果説明するだけで泣くし・・・水分補給しなくては!

 女子モーグル。里谷選手銅すごいね。でも、上村のコザックきれいだった。泣く、泣く。男子ジャンプノーマルヒル、日本勢、まだ本調子じゃないみたいで、祈るような気持ちで、やっぱ泣いてる。葛西に怪我がなくほっとして泣く。ノルディック複合も荻原の追い上げ見てうるっとくるし。敏選手には上位入賞して欲しい。スノボ・ハーフパイプ三宅・橋本、はじめて見たのに目から水が・・・。女子スピードスケート田畑はまだ競技あるけど、妹尾は終わりなの?・・・世界新出したり、思い通りの演技、競技が出来た選手がコブシをふりあげ、歓喜する。もう、泣き所だよね。何で泣くかね、こんなにもさ。泣きすぎだよ、あんた。わかってます、わかってます。でも泣けるのさ。泣き所じゃなくても泣いてるから。大変さ。もう、涙腺が壊れているとしか思えないくらいだからね。さ、なんぼでも泣かしてや、こうなったら。


もっちゃん |M@IL( ^-^)_ヲタ""日常こんな劇場( ^-^)_旦""

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