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| 2002年01月28日(月) |
ミニ須賀ちゃんにめろめろかも |
「人にやさしく」タイトルの意図がいまひとつつかみきれない。そのまんまなんだろうけど、そのまんますぎて・・・。
前(ぜん)ちゃん:香取慎吾 幼少時、両親に死に別れ、施設育ち。アウトドアショップで働く。オリジナル3ピースマークのトレーナーやボードを売ろうとしている。原宿の一軒家を買ってしまう。 太朗ちゃん:松岡充 前の2期先輩。医者の親に見離され、大阪から東京に放り出された。バツイチ。司法浪人11年生。ブティックで働く。ルックスと物腰のよさから女性客のハートをつかむ。バツイチになった時、前に拾ってもらって、一緒に暮らしている。 拳ちゃん:加藤浩次 前の4期先輩。借金のため父が蒸発、その後母に、親戚にあずけられ、ひどい目にあい、男は腕っ節、とやたらに乱暴者に育つ。借金をこさえて、前に拾われ同居。
3人の住む「3ピース」家にある日突然100万円が落ちていた。持ってリッチ気分を味わって警察に届けようと約束したが、全員使い果たす。帰宅するとそこに小学生と思しき男の子が・・・それが、 明:須賀健太 リッチな暮らしで慶応小学校に通っていたおぼっちゃまだが、父の会社の倒産で、借金まみれ、ついに母親が、「しばらくあずかってください」と彼を親戚に託したのだ。 そう、あの100万円は、明の落し物、明をあずけるためのお金だった。使ってしまった気持ちから、今はこの家にいない、(当然だよね)親戚の引越し先をつきとめて、明を届けに行く。しかし、そんな義理はないと、薄情に断られる。頭に来た彼らは、明を自分たちでしばらくあずかることにする。
この3人、なんの先輩後輩かというと、中学校の歴代ボス。原宿署に当時いた日向兄(陣内孝則)には、頭が上がらない。むしろ一目置いている。日向のはからいで施設ではなく、前たちと一応暮らせる事になったのだが、日向の心配は続く。 なんてったって、この3人、常識の外、でも、一番人間的なところでもあるんだけど、そこで生きてるから、はめもはずす。行きつけのスポットは、オールつけ、でも悪びれず食いまくる。合コンもする。そのオーナー(?)が日向妹(りょう)。そこで働く女子、その友人が偶然、明の産休代行教師。このあたりをおりまぜながら、どやどやと毎回ストーリーは進んでいく。
太朗ちゃんはSOPHIA、拳ちゃんは極楽トンボ。でも、2人ともいい芝居してる。特に太朗ちゃんの大阪弁が、私には、心地よい。役者としては、経験の長い前こと慎吾も慎吾ならではで前をイキイキとやってる。 そして、明役のミニ須賀ちゃん。この子、毎回、「う゛――――っ」って、スッゴク悲しそうに泣くの。本泣きですかね。それがまた切ないわけで、そして、そのあとのきょとんとした顔。前たちになじんできて、はしゃぐ笑顔、どれをとってもベリーキュート。もう、めろめろざんす。こんな子欲しい!! 今まで最年少アイドルは神木隆之介くんだったけど、不動と思いきや、やばい、ミニ須賀ちゃん、ちょっと女子の心を結構くすぐってると思うよ。再び言うけど、欲しいもん、この子。 前たちも、親に捨てられたり、死別したり、家族が恋しいの。憧れてるの。だから、人一倍、明の気持ちに寄り添える。拳ちゃんは、「喧嘩が強い事」それが強さだと勘違いしてた。明が母に作ってもらったビーズのお守りをいじめで取り上げられた時、「ヨワッチイ」ってなじった。でも、ほんとは、自分に同じ過去があった。行方不明だった父はガンで幾日も持たない状態だった。「しけてやがる」そういった拳ちゃんに父は「こんなんでも俺は、闘ってるんだ。病気なんかに負けない。」瀕死の床で息子に訴える。苦しみもがき、拳の手を握って亡くなって行く。拳は気づく、「強い男って、意味俺間違ってた。喧嘩しなくてもいい。ただ、本当に大切なもの、それだけは、取り返せ!」取り返した明を褒めながら、拳は男泣きに泣く。
クールで決めてる太朗ちゃんも、「やっぱり許せん」と、小学生の明をあずからない親戚に1人でタンカきりにいったり、出る気の無かった父母会に出て、「俺達は悪もやったけど、偽善なんか一度もやったことはない。明のことは、真剣や。」母に似た女性をおいかけてバイクにはねられかけて軽症を追ってから、ひきこもった明に「俺らは、ママをさがして来―へん。ママかて会いたいと思ってるけど、今一緒におっても辛い目にあわすだけやから、あずけたんや。わかるやろ?待ってるしかないねん。」と、語る。明は、事故後初めて口を聞く。「知ってるよ。ママを探して欲しいんじゃなくて、僕は元気だって、伝えたかった。」と、本心を話す。素直になれたのか、明の夜尿症も止まる。太朗ちゃんは、自分たちより施設の方が明のため?と、事故の時考えたが、それは、誤りだと、明との生活は、これでええんや。と、気づく。
前は、善人すぎて、ちょっと鈍感なとこもある。明を楽しませようと必死で、明の笑顔の表しか見ない。本当は不安定だった事に気づかない自分を反省する。でも、太朗ちゃんがきっかけで明の本心を聞いた今、できることは?前流に考えて、公園に大きな看板をつるす。明の似顔絵と「パパ、ママ、ぼくは元気だよ。ずっと、ずーっと待ってるよ」 明とすごすことで、この3人も疑似家族の中、成長していく、っていう物語かな?でもさ、でもさ、あの看板、違法じゃないの?すぐ撤去されちゃうんじゃないの?書いたことに意味があるとは言え、せっかくなのに。・・・・
今週から、当番制の中に明もはいってきて、お洗濯もできるようになりますます同居になじんできました、明くん。でも、来週もまた、泣くんだろうな。
追記:ミニ須賀ちゃんにめろめろだけど、この番組、おいしいとこがもうひとつ。なんと拳ちゃんの友達のおかま(ゲイ?)カップルに、なんと第三舞台の京晋佑とサードステージの高橋拓自が!!京ちゃん、なんてオカマも似合うの!いいわ、素敵。
追記2:今日の父母会で、いやなPTAをやってたのは、山崎一。うーん、いじわるな役だったけど、うまいから嫌なやつだったけど、でも素敵。
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