- 2002年04月01日(月) ちょっと真似して。
ああ雨上がりの遠くの空に虹がかかったなら
戸惑いや不安などカンタンに吹き飛ばせそうなのに
乾いた風に口笛は澄み渡ってゆく
まるで世界中をやさしく包みこむように
これはミスチルの「口笛」。
ふと見つけた「ミスチル考」(ご本人はこの表現キライかも)に感化された私は
しばらくお休みしていた彼らの曲を
また聴き始めました。
「口笛」はいちばん好き。
頭の中にくっきり浮かび上がる情景。
しみじみしちゃうんだ。
「NOT FOUND」。
これはガツンときた曲だった。
自分だって思ってた人格(ひと)が
また違う顔を見せるよ
ねえそれってキミのせいかなぁ
あとどれくらいすれば忘れられんのだろう
過去の自分に向けたこの後悔と憎悪
君に触れていたい優しい胸の上で
あの覚束ない子守唄をもう一度もう一度
・・・
ああどこまで行けばたどり着けるのだろう
目の前に積まれたこの絶望と希望
君に触れていたい痛みすら伴い
歯がゆくとも切なくとも微笑みを微笑みを
もう一度微笑みを
うまく言えないけど、自分でも気付かなかった小さなドアを
この曲が開けてくれた、そんなカンジ。
ミスチルの、と言うよりも、桜井さんの詩は
リフレインがあまりない。
歌詞カードには、初めから終わりまで
彼のメッセージが並んでる。
その言葉を読むだけでも、元気になれそうな気がするんだ。