- 2002年01月25日(金) あたしの父。
暮れに実家に帰ったとき、父が突然が言う。
「おまえには黙ってたんだけど」
もしかして・・・
「おまえはオレの子じゃないんだ」あたしって養女?
「オレはおまえの父じゃないんだ」あなたって継母じゃなくて継父?
(こんな言葉あるんかい!)
いったい何事よ〜と平静を装いつつ、ドキドキしながら聞いた。
2ヶ月ほど前。
朝目覚めたとき、歩けないほど右足が痛かった。
ん?これはこの前テレビの「きょうの健康」でやっていた、
ヘルニアと同じ症状はないか!
いかん!
しかし車は運転できそうなので病院へいった。
MRIをとった。
診断結果を見るなり先生が「すぐに手術しましょう」
うーん、困った。仕事が立て込んでるこのときに・・・
悩みつつ親友宅へ。
打ち明けた。
「おい、あそこの病院はちと疑わしいから、あそこの病院へいけ」
その言葉に素直にしたがい、翌日行った。
(頑固オヤジのヤツにしては珍しい。
雪とカミナリがいっぺんにきた!というくらいあり得ないことだ。
相当へこんでいたのだと容易に推測される)
2つ目の病院で先生に、症状と昨日の病院でのいきさつを話すと
「すぐにMRIのデータをもらってこい!」
そう言う時にはフットワークの軽い父。
即もらってきた。
それを見た先生がひとこと。
「手術の必要全くなし!」
父「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
これはいったいなんなんでしょう。
歩けなかったほどの足の痛みは、結局原因不明。
薬でおさまったそうで。
手術!といわれたその日母に報告したときに父は、
「M(あたしのこと)には黙っとけよ、心配するから」
と言ったそうだ。
あたしは長女のせいか、いつも父と一緒だった。
保育園のころ、お風呂が壊れてしばらく銭湯通いしたとき
父と一緒に男湯に入ってたほどだ。
(幸いなことなのか何なのか、浴槽周辺の様子は全く記憶になし)
典型的なB型の父。
携帯、うまく使えるようになったかな。