昨日、電車に乗ったときのこと。 電車を降りたくないニコリン 抱っこ紐を装着され「降りる予感」がした途端に号泣。
ドアの前の窓に立ち、カブトとフタリでニコリンをあやしていたら 品のよいご婦人がニコニコと近寄ってきた。 「飽きちゃったんでしょう?アメあげるわ」と言って ニコリンとカブトに飴を手渡してくれた。
お孫さんがいるそうで、そんな世間話を2,3交わしてるウチに駅に到着。 礼を言って電車を降りた。
電車を降りるとフタリともサッソク飴を食べたがった。 が。 迷ったケド、やっぱり、と思い、カブトに話しをした。 「この飴は食べられないんだ。」と。
当然「どうして?」となる。
話し始めてからしまったな、と思った。 ちゃんとその場で辞退すべきだった。
知らないヒトからもらったものを食べてはイケナイ事、 知らないヒトから物をもらわない事、 カーカンは間違えてもらってしまったけど、ホントはマチガイな事。 そして、その理由。
最後に 「さっきのおばさんは絶対に悪い人じゃないと思うし、親切なオバサンだと思う。だけど、親切なヒトとそうでないヒトを見分ける事は、子供には難しいから誰からももらっちゃイケナイ。」と話した。
怖いニュースがあるにつけ話しをしていたから スンナリ受け止めてくれたものの、 話しをしながらつくづく嫌な世の中だな、と思った。
さっきのオバサンは100%悪人では無いワケで それでも子供には「疑え」と教えないとイケナイ。
ワタシ達が子供の頃は 悪い人と言えば「オジサン」と相場が決まっていたけれど きょうび小学生や中学生の「おにいちゃん・おねえちゃん」だって「信じたらイケナイ」のだ。
人の情けとか人の温かさとか、そうゆう事もキチンと感じて欲しい。 でも実際には「人に親切にしたが為に」殺されてしまった子供もいる。
本当に嫌な事だ。 切ない。
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