毎日なんか考えてる。

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2000年07月13日(木) * そごう。*

そごうが倒産したらしい。
実はワタシ、そごうにはチョットだけ縁があって
このニュースには少なからず思うところがあった。
学校を卒業してすぐ就職した会社が原宿に本店があるハーブ屋で、
入社してスグの1年半は横浜そごうのハーブコーナーに出向してたのだ。
世間知らずだった小娘時代の私が
「女の園」の代名詞のような百貨店の中で揉まれに揉まれて
激痩せしたのもそごうでの出来事。(1年間で12kも痩せた。)

とは言え、そんな中にも良い人はいたし、楽しい思い出もある。
今回のそごう倒産のニュースを見てお世話になったそごうの社員の人の顔が浮かんだ。
話題になってる雪印の問題にしても、
そごう倒産にしても、
末端で働く人は倒産とか閉鎖とか具体的に自分の身の置き所が無くなるまであんまりピンと来ないんだろうな。
会社が大きすぎると「一致団結」とか「一丸となって」みたいな事はスゴク難しいに違いない。
業績が不振だからと言って、じゃぁ自分達が何をすれば良いのかなんてところまで意識が向かないのが現状なんだろうって思う。

私は社会人時代約10年強の間に5社も転職していて、
最初に就職した個人でやってるような小さなお店から、
最後は大手電気メーカーまでイロんな会社を渡り歩いた。
そして思う事。
大きな会社っていうのは何かと守られているんだよね。
何事も無い時なら尚更で、
給料も休みも福利厚生も職場の環境も何から何まで小さな会社とは比べ物にならないくらい充実してる。
おまけに借金が払えなくなったら国(税金)で負担しようか、みたいな話しまで持ち上がってくるんだもの。
これが小さな会社となると、もとのお休みだって少ないのに有給だって名ばかりで実際は体調を壊した時くらいしか使えないし、育児休暇だ生理休暇だなんて制度は無いところの方が多いし、ボーナスなんて年間3ヶ月なんてザラ。
会社が傾きそうになっても銀行はお金を貸してくれない・・・。

少し話しが変わるけど、両方働いてみて驚いた事は「大会社」と呼ばれる企業っていうのは実はほんの一握りでしかないのに、大企業で最初から働いてきた人というのは、自分の会社が世間的に恵まれていると言う事に気が付いてない場合が多い。
平気で給料がボーナスが少ない、社食がマズイ(あるだけイイじゃん)、どこそこ銀行のCD機も導入して欲しい、うんたらかんたら・・・この手の話しを聞くたびにウンザリしてた。
ただ、小さい会社だって良いところはあって、例えば会社が倒産しかけてる事が解らないなんてことは絶対にない。
実際、私も勤めていた会社が倒産した事があるのだけど、それはそれはもう重く暗い沈滞ムードが流れ、生活が掛かってる人だって沢山いる訳で人間ドラマもタクサン生まれる。
それで倒産しないように末端の社員まで結構がんばる。
それでも倒産した場合は苦しいけど「青天のヘキレキ」なんて事はない。
心構えができるのだ。
そうゆう意味で言えば、小さな会社なら通常の仕事だってその仕事っぷりはどうかすると社長の耳にまで届いてたりする訳で、配属や人事もキチンと適材適所を見極めてもらえる。
不満や疑問はダイレクトに伝えられるし、自分の頑張りが報われやすいのだ。

そうゆうササイな事を比べてもやっぱり大企業っていうのはTOPだけしか解らない事が多すぎるんだろうし、末端の社員は自分がその会社にとってどうゆう役割で働いてるのかって事が見えづらくなっちゃうっていうのはあるんだと思う。

何だか話しが逸れまくっちゃったけど、“そごう”の1人1人の社員はホントに大変だと思うけれど、借金棒引きを国が断ったのは当り前の流れのような気がする。
大きな会社ほど、TOPの考え方を変えていかないとこれからもっともっと大きな会社が大変な事になっていくんだろうな、なんて。
そんな事を考えさせられたニュースでした。


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