子供が生まれる前まで、私は子供が苦手だった。 子供のキーキー声やワガママ、生意気な事なんか言われると本気でムカっと来てた。 そんな私とは対照的にテルクンは子供好き。 なんだけど。 ナゼか私は子供に好かれ、テルクンは子供に泣かれると言う皮肉。 高校からの友達の子が産まれた時も、2人して新生児時代から何度も会いに行ってるにも関わらず、その子はテルクンを見ると号泣する。 そのうち知恵が付いてくると「SHONが居るという事は・・・」と私の姿を見つけると恐る恐るヤツメの姿を探し、居ないって事を確認してから私に跳びついてくる・・・という位の嫌われようだった。 そんなテルクン嫌いな彼が、言葉を喋れるようになったある日。 またまた2人で友人宅を訪れた。
ワタシ「ゆうたぁ!こんにちわ!」 ユウタ「しょーん!(にっこり) 」 ダダダダダッ・・・ッハ!(テルクンの事を思い出した) 急に不安気な表情になり辺りを見回す。 ちなみにその時テルクンは玄関の外に隠れていた。
ユウタ、テルクンが居ない事を確認。 安心して私の手を取り笑顔が戻る。 テルクン、2人でオモチャで遊んでる隙にそっと侵入。 何食わぬ顔でその遊びの輪に参加。 と、次の瞬間。 顔を上げたユウタ、発見・・・。 凍り付くユウタ。 2秒くらいの沈黙の後、泣きながらママの元へダッシュで逃げていった・・・。
なんでそんなに嫌いなのかどうしても府に落ちないテルクン。 何でなのか聞いてみてくれと司令を受けてユウタの元へ行き 「何でそんなに泣いてるの?」と尋ねると まだ言葉を話し始めたばかりのユウタなのに、 物凄くはっきりと「てるくん、やなのぉーーー!ビェェェェェ〜〜〜!!!」と問答無用の答えが返ってきたのでした。 アワレ。
それ以来テルクンも無理に子供に近づいたりしなくなったのだけど 私が妊娠してる時によく「初めて喋ったと思ったら“おとうさんヤなのぉ”って言われたらどうしよう。」なんて言ってたっけ。
モチロン実際はそんな心配はゼンゼン取り越し苦労で、カブはお父さんの事が好きだ。(まだ喋らないけどね。)
そして私はというと、子供が産まれてから子供を好きになった。 子供はイイ。
当り前なのかもしれないけど、ホント、変わったな。
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