けろこ
来月に、少しセリフを言わなければならない公演に出ます。 まあ歌はね、やってきたことだから何とかかんとかなんだけど、セリフなんて初心者なんですよ。 でも、宝塚を見続けて早何十年?頭でっかちに宝塚芝居が体に染み付いているわけなんです。 しかも、今風の芝居じゃなくて、昔のくっさーいやつ。 だからついつい自分で妄想して練習すると、宝塚調になってしまうみたいなの。 でも、共演者に舞台俳優さん(そちらの筋では結構な方らしい。テレビコマーシャルにも出たことがあるそうです)がいらして、セリフの稽古していただんですね。 集中力とか方向性とか会話のキャッチボール的なことなど、基本的なことはもちろん問題大有りで、色々言っていただきましたが、他に表現としては、けろこのセリフは余計なものが多いらしい。 それって、多分宝塚観劇で培ってきた何かじゃないかと思うのよね〜。 だってセリフを、ここはアントワネット(ニナちゃんの)風で、ここはカルロッタで…って組み立てたんだもの。 もっと研ぎ澄まされてくれば余計なものがなくなってくると良くなるって言っていただいたけど、実はあんまりなくしたくないのです。 だって、けろこがオペラしてるのは、擬似宝塚体験だから。 稽古の中でカルロッタ風はできない感じになったけど、微妙にアントワネット風は残せそうなので、そこで楽しみましょうかね〜。 でも、ちょっとしたメソッドみたいなのをして頂いたけど、セリフって難しいわ。役者さんってすごいなあ。ホントに。
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