『スウィート・バイエル』
モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
| 2005年02月12日(土) |
「あんた」と「オマエ」 |
子供〜学生の頃のことを思い出していて、ふとこれも思いだしちゃった(笑) 小学5〜6年の担任と、高校3年の担任が嫌いだった私。 二人とも私を「あんたは〜」と呼んでたな、ってこと。 おばちゃんとかに言われるのは良いけど、 担任(男)に「あんた」と言われるのは、やだ。 そういえば、小5年の時の担任が嫌いになった理由というのも すごーく単純なことだったっけ(笑) 5年の最初の時の、国語の小テストで80点をとったとき。 私は別になんとも思ってなかったのに、 なよなよした担任(男)が、タタタ〜っと寄ってきて、 「谷藤くん、今回は点数悪かったけど、気にしないで。 ほら、ここは出来てるし。 ね、ここも。これは出来てる人ほとんどいないんだから。 もうちょっとだから、次頑張ってね」と。 びっくりした。本人はショックでもなんでもなかった、 「80点。ま、十分じゃん?」って思ってたぐらい(笑) 子供心に思った。 この人、媚びへつらう人なんだ。 私の4年の時の成績がちょっとよかったからって、 そうやってへーこらするんだ……子供相手に、自分の生徒に。 そう思ったら、おかしかった&バカらしくなっちゃった。 今思えば、かなりこましゃくれてて、可愛げなかったわ〜♪ で、バカなことを考えついちゃった。 このままでは、この人が担任の間、 ずーっとこう思われるんだ、気を遣われるんだ 気持ち悪いっ!って。 そこから思い切り反抗しだした〜。勉強もしなくなった〜。 自分がヘンにえこひいきされるの嫌い!っていう考えは、 この頃から生まれたのねん♪ そして麻瑚はみごとに「学級委員もやる、問題児」という扱いになりました(笑) 悪いことはほとんどちぇりと疑われる。 ……いや、確かに、いたずらはいろいろしたけどね。 (他の人もやってたよ〜。結構嫌われてる先生だったから) 私がいたグループは「担任嫌いグループ」だったんだけど、 1年半後、親も入って和解みたいな話し合いがもたれたときも 「他の子はちゃんと和解しているのに、 谷藤君だけは、反抗的な顔してる〜」 ってグチグチ言い出して、親たちに怒られてた(笑) その先生、卒業式で緊張しちゃったらしく、 卒業証書授与の時、名前呼ぶの間違えてた(笑) 私の前の子の番なのに、何故か次の私の名前を呼んでました。 名簿ばっかりみてたんだろうね。 次だれが来るかとか、みてなかったんだろうね。 そのなさけなかったK先生が、 数年後結婚したという噂を聞いたときは、みんなで驚きました。 家庭科の先生と結婚したのよね。職場結婚だったのよね〜。 家庭科の先生は優しい先生だったから「もったいないよ、どうして!」と みんなで疑問に思ったモノです。 ま、男と女なんてそんなもんで(笑)
 ------- でも、 「あんた」と呼ばれるのは嫌いでも、 自分の好きな人に「オマエ」って言われるのは、好き。 普通の女の子だったら絶対嫌がることでしょう。 なのに、なんででしょう。 所有物みたいに扱われることが、私は嬉しいのでしょうね。Mだから(笑) ある日突然、何かの拍子にご主人様に「オマエ」と言われた。 ご主人様は本当に、何も意識せず言ったと思うんだけど。 私は心の中で「ひゃっほーい!」と喜んじゃった♪ でも顔には出さず。しゃらーっとしてました。 前回の逢瀬。 ラブホを出てから、ご飯食べる場所を探してドライブ中の会話でのこと。 ご主人様に尋ねられた。 「ところで、小説はどうなった?」 「は? 小説ってなに?(笑)」←もちろんわざと 「オマエの小説は、どうなってるんだ、と訊いてるんだ」
あ、オマエ。 オマエ、キター------------!!!!!! って感じ?(笑)
「きゃあ、うれしい♪ ご主人様の『オマエ』だぁ♪ 私、ご主人様に『オマエ』って言われるの好きなのぉ。 アンコール!アンコール! もいっかい言って♪」 ご主人様、呆れ口調で言う。 「オマエの小説は、どうなってるんだ?」 「……さっきと違う。感情こもってないから、答えない」 もちろんその後は、言葉でのお仕置きです(笑) やむなくお答え。 「ううう…… 『R-18』は例年通り、箸にも棒にもかかりませんでしたよ。他のはわかんない」 「この前言ってたあの小説は、書いたのか?」 「あれ? はて、なんのことやら???」 「○○○の」 「さぁ、なんのことやら??」 「麻瑚ぉ〜!!(それ以上とぼけると、ただじゃおかないという口調)」 「ごめんなさい。書いてないです。 だって本当に、体力と時間が無いもん。ほんっとに時間がないの。 時間が無いから、お借りしたDVDも見られないし、 あの下着だってなかなか直せないし(涙)」 と、ご主人様が静かな口調で言いました。 「そうか……時間がないのか……」 なんかちょっと、ご主人様は残念そう。 少しだけ車内がしんみりしちゃった一瞬。 ごめんなさい、頑張ります。 頑張って時間を確保し、お休みとって体力も回復させます。 小説書くのは、本当に体力が必要。 体力がないと集中力がない、集中力がないと書けないのだ。 ダラダラのダルダレでも日記は書ける。でも私の場合、小説は違うのだ。 とまぁ、話はそれたけれど、 ご主人様に「オマエ」って言われるのが好きな麻瑚なのでした。 でもね、それ以上に……「麻瑚」って、お名前呼ばれるのも好きなんだけど(笑) 《 2005.02.13 21:50 記》
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