『スウィート・バイエル』
モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
| 2005年01月08日(土) |
ひめはじめ(その2) |
ひめはじめ、続きです。 こちらは、コラムからの転載です。
 さて。 足許に跪いてフェラチオ奉仕をしていた私。 軽くおねだりした後、ご主人様に促されるまま立ち上がり、 そのままお傍に座ると……ゆっくりと押し倒されました。 ご主人様の手がスカートの中に入り、そのままヴァギナに触れる。 周囲を少し愛撫された後、熟れてしまった私の中にゆっくりと指が……。 「あ……」 おチンチンを抜かれて疼いていた私の中が、ご主人様の指で満たされて、 思わず声がでちゃう感じ。 ご主人様は指を数回出し入れした後、指先を曲げて私のポイントをノック。 「はうっ……あ、……あんっ」 私の声が変わる。 Gスポット責めに喜ぶ私の体内は奥に広がり、子宮がぐっと上がっていく。 それを追いかけるように、ご主人様の指は更に奥へと。 さすが「私は麻瑚のポイント探すのが上手いよな」と自慢されるだけあって、 私のポイントを本当に見事に突いてくださる。 というか、ここ(Gスポット)は、ご主人様が開発した私の性感帯でもあるから、 当たり前と言えば当たり前なのだけど〜。 Gスポット周辺を軽く指先で撫でること、ほんの数分。 ご主人様の動きがストップ。 たぶんご主人様は、私が待ちきれなくなって腰をくねらせ、 おねだりする展開を予想していたのだろうけれど…… 私の中では違う感覚が生まれはじめていたのでした。 指は全く動いてないのに、私の身体はどんどん興奮してきちゃった。 それは、 『はぁ……はぁ……はぁはぁ……はぁはぁはぁっ!』と、 徐々に呼吸が上がってくるような、不思議な感覚。 責められていないのに、ずっと責められているかのような興奮。 でも的確な発生源がわからない、身体の奥からこみ上げてくるような、 妙で大きな快感。 実際に私は呼吸が上がっていました。 どんどん早く、荒く、深く。 その深い呼吸の合間を縫って、短く高い喘ぎ声。 ご主人様の指も私の下半身も動いていない。 動いているのは、何かを掴もうとしている私の手ぐらい? ううん、もしかしたら手も動いてなくて、ただ仰臥しているだけだったかも。 うろ覚えだけど。 そんな状態なのに、どんどん激しく感じ上り詰めていく私を、 ご主人様はどう思っていたのかな。 そして、 どうしていいか分からなくなってしまった私は、 とりあえず悶え、腰を動かすことに。 ご主人様の指を貪るように腰は動いてはいるけれど…… なんというか、動くことによって 内からこみ上げてくる大きなエネルギーを発散させている、 という感じだったかも。 私はご主人様を見つめ、 「指だけ……なのに、どうして……こんな……」と息絶え絶え訴えるような目で現状を呟くと、また激しく動いて。 だって、 とにかく動いてでもいなきゃ、もうおかしくなっちゃいそうだったんだもん。 後日、ふと思ったのだけど。 これってもしかしたら、ポリネシアンセックスで得られる快感の、 疑似的で軽い版(笑) みたいなだったのかな?と。 前戯も短かったし、抱き合ってもいなかったし、 挿入されたモノはおチンチンじゃなくて指で、 なおかつ挿入時間も停止時間も短かったんだけど。 本当は、私は動かず、そのままの体勢でご主人様に抱きしめて頂き、 意識的に深い呼吸を繰り返してしていればよかったのかもしれない ……というのは、今だから言えるのだけど、ね(苦笑) そんなこんなで、2005年も 「ご主人様にますます開発されてイク、麻瑚の身体」でございました。
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