よるの読書日記
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| 2006年07月15日(土) |
泣くこと厳禁!(泣) |
『飛ぶ教室』<ケストナー/岩波書店> やっぱり、好きな物書きが好きな本は一読に値する。 吉野朔実も言ってたけど、こういう本をちゃんと子供の頃読んでたら 人生変わってたかも。うーむ。 すっごい昔ながらの題材なのに素直に泣いてしまった。 一人一人の少年達(過去、少年だった先生達も含め)が 個性的でかわいい。 年頃の男の子の寮生活ものってドラマ性があって面白い。 恩田陸の『ネバーランド』とか。映画ハリポタのアズカバンで、 夜男の子達がおやつで遊ぶシーンも短いけどほほえましい。
我ながら、現実の中高生男子が群れて現れると 「群れるな!集まるな!騒ぐな!!お前らなんか独特の青春臭がするぞ! ファブリーズしろ!駐車場でもの食うな!ゴミはちゃんと捨ててけー!!」 と、毎日思ってる人間の感想とは思えませんが。
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