よるの読書日記
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| 2006年07月13日(木) |
ドラマチック近現代史 |
『ねじの回転』<恩田陸/集英社> 「タイムスリップ」と「2・26」 。あれ?と思った人は 世の中たくさんいるようです。そりゃそうか。 で、大体どっちが面白かったかを書くようです。 『蒲生邸事件』<宮部みゆき/文春文庫>ですね。 まあでも現代人がタイムスリップして台風の目のすぐ側まで 行った話と実際事件の主要人物が台風の目の中にいる話とでは 全然違うと思うけど。 どっちが先かわからんけど、とにかく両方出版されたことに乾杯。
しかし、最初読み出してあまりの難しさに放り出しそうに なりました。設定がね。かなりの部分が語られてないもんね。 「聖なる暗殺」についても。 こんがらがらが、行ったりきたりしながら読みました。 面白かったがしんどかった。 この本を読めただけまだまだ私も捨てたもんじゃないですな。 (重い本が集中的に読めなかったときって年を感じませんか?)
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