よるの読書日記
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2003年12月30日(火) 祖母の娘

『愛すべき娘達』<よしながふみ/白泉社>
当然のことなんですが、全てのお母さんは皆誰かの
娘なんですよね。いろんな母子関係があって、
いろんな体験を経て娘につながっている。
私はできれば、(この先産む機会に恵まれれば)
子供は男の子がいいです。ずーっと昔からそう思ってた。
マザコンに育てるのだ、というのは冗談で、
男の子って単純に育てられそうだし大人になっても
ドライに付き合えそうだから。

母と娘って、どうなのかしら。
一見仲良くても一筋縄でいかない部分がどこの
母子でもあるような気がする。私の考えすぎかな。
この漫画の祖母、母、娘の関係なんかもそうだけど、
やっぱり100%完璧なお母さんというのは有り得ない
以上、批判めいた感情を娘が抱くこともあるだろう。
虐待のようにそれをそのまま次の世代に連鎖してしまう
母親もいるだろうし、断ち切ったもののまた新たな
火種を作ってしまう母親もいるだろう。
私の中にも母に対する地雷はある。そのまま埋もれ続ける
かもしれないし、いつか爆発するかもしれない。
どちらがいいのかは正直わからない。

しかしこれで女の子が出てきた場合、やっぱり
「ホントは男の子が欲しかったのに」
みたいなじとーっとしたことになってしまうのでしょうか。
一応覚悟はしておこう。


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