よるの読書日記
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『KATSU!』10巻<あだち充/小学館> 10巻にしてインターハイ予選。これもまぁ大部分の運動部学生に とっては青春のハイライトなのですが、天才にはあっさり 通過点だったりするのですね。長々試合シーンをやられても 読み飛ばすページが増えるだけなので私はありがたいです。 そして、香月の告白(?)らしきものもあり、 甘酸っぱい方の青春も楽しくなってきそうです。 元々彼がボクシングを始めた動機を鑑みれば大進歩な最新刊。
あと、天才岬と活樹の実父との因縁が明らかになったわけですが、 これもまあ亡き父からの思わぬ贈り物と言えないこともないですな。 香月の期待+紀本の熱意+亡き父を知る男。ますます荷物、重いなぁ。 ついでにそのうち岬は活樹のことを八五郎の息子だと気づくだろうし、 そうなってくるとますます重いなぁ。
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