よるの読書日記
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2003年12月22日(月) DNAと環境

『KATSU!』5・6・7巻<あだち充/小学館>
ヒロイン像も実は時代に対応して変化してるのです。
そこがあだちさんが長いこと売れている理由なんでしょうね。
顔立ちはあんまり変わってないけど。
南ちゃん(『タッチ』)なんか子供の頃は結構憧れだったけど、
今一歩間違うとわりと女に嫌われかねないタイプだもんな。
まず高校生にもなって自分のこと名前で呼ぶのはどうかと。
『H2』ではミスコンを嫌がる春華ちゃんに時代を
感じたものです。
さて、新ヒロイン。私は好きです香月ちゃん。裏表なくて。
でもいきなり自分の夢をど素人に託すなんて迷惑なのでは。
こういう思い込んだら一直線な所、きっとファイターだった
お父さん譲りなんでしょうねぇ。これは直るまい。

一方活樹、出生の秘密。いい響きです。
産まれたときからどっちの親戚にも親の小さい頃にそっくりと
言われ続けた私には持ち得ない疑惑です。
もちろん本人にとっては大事だと思いますが。
戸籍通りの両親じゃない人って世の中にどれくらいいるのかな?
ドラマでは良くあるけど。実母は未婚の母で祖父or伯父の子として
入籍、とか。ある日血液検査で衝撃の事実が発覚するのだ。
他に不倫の子、取り違え、すり替え、誘拐、養子、精子提供、代理出産。
お昼の連ドラのネタには事欠かないジャンルだなぁ。

さて、活樹はどんなボクサーになるのやら。主人公的には
生みの父と育ての父、両方のいいとこ取りになるのかな?


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