よるの読書日記
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| 2003年11月15日(土) |
蜘蛛女vsアイスクリーム女(byレオコン) |
『黒蜘蛛島』<田中芳樹/光文社カッパノベルス> お涼様、バンクーバーに降臨。 相変わらず泉田君を椅子にしたり男物のパジャマ上だけ 着て見せたり好き勝手されております。 一方で泉田君も自分を女神の盾に例えたり戦い前に言霊を 気にしたり、口ほどにもなくほだされてきてます?どうよ。 で、この二人の行く所必ず怪奇と室町警視&レオコンコンビあり。 犬猿キャリアをわざわざ毎回同時期に海外に送り込む警察上層部。 下手すりゃ国際問題勃発モノですぞ。こういうところに 縦割り行政の問題が……て言うほどの事でもありませんが。
お涼様、登場人物が自然死するようなナマヌルイ話は読まないってアンタ(笑)。 だからごんぎつねとかで泣きそうなんて作者に言われちゃうのでは。 しかし『赤毛のアン』の話してるときに、あらすじだけで 「それは『赤毛のレドメイン家』です。」 と素早く指摘できる泉田君、すごすぎるぞ。警察ミステリが好きで 英文科出身だけのことはあります。乱歩が大絶賛だというからには かなり昔の作品なのではないでしょうか。よく知ってたなー。
関係ないが私は観てないけど2004年夏大ヒットした某映画は 「蜘蛛男vsタコ博士」だったりする。
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