よるの読書日記
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『美女入門』Part2 <林真理子/マガジンハウス> 1を読んだ記録がないですが。気にしないでください。 たぶん去年のブラックシーズンに読んだんだと思います。たぶん。 林真理子ってイメージ先行とは言え、ミーハーで目立ちたがりで るんるんな人だろうと思って子供の頃は読まず嫌いだったのですが 今はやっぱり面白い作家さんだと思う。「好きな作家」と いうのとも違いますが。美しくあろうと、異性に好ましく 思われようとあがいてきた軌跡があの鋭い人間の内面洞察に 至ったのかと思うと人生無駄なことは一つもないなぁと しみじみします。 やっぱり、綺麗ってことは得なんだな、いじけてブツブツ 隅っこですねてるよりか、少しでも可愛くなろうとじたばた してる方が絶対マシなんだ。と、ポジティブになれるいい本です。 ただし、枕もとに置いておくほどの気持ちがないと、すぐ挫折します。 美への道は厳しい。最大の敵は怠け心と食い意地。
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