よるの読書日記
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2003年06月01日(日) 特産茨城の禍津神

『黒白の絆』<霜島ケイ/小学館>
この話をはじめて読んだ時、成樹(大学受験生)より年下だった。
それが佐穂子(女子大生)を抜き、三吾(拝み屋)を抜き、……はぁ。
聖(酒呑童子)と弓生(雷電)を超えることはないのが救いです。千歳。
各地の寺社仏閣を壊しまくってる罰当たりなこの作品ですが、
とうとう聖には茨城の蛇神さんが憑依しちゃって、だんだんそれが
安住してるように見えるのは気のせいだろうか。馴染むな。
しかし、“茨城の禍津神”ってそんなに特産品っぽいかな。
じゃあ清水の次郎長も特産品?

いろいろ事態が混乱してますが、みんな何だか元気だなぁ。
それぞれ自分らしさ全開というか。術者のくせして天狗相手に
蹴る殴るの佐穂子とか。ついついスーパーで買出ししちゃう
聖とか。それはいいからとっとと解決しなさい。


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