よるの読書日記
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2003年05月13日(火) 何が何でも


『何もそこまで』
『何が何だか』<ナンシー関/世界文化社>
もうこの方の文章が読めないと言う事実。何か落ち込みます。
今後、やってる仕事はやたら安い(女優でも歌手でもなく
バラエティタレントとしか言いようがない)のに私生活だけ
妙にゴージャスっぽい神田うのにいったい誰が突っ込んでくれると
言うんでしょう。
ついでにこの二冊を続けて読むと、田原俊彦の落ちぶれていく過程が
明確に追跡されてて泣けます。本当にファンじゃなくて良かった。
私はも〜、この人の庶民の視点に立脚された鋭い感性が大好きで、
珍プレーのナレーションはみのに限るぜとか、ついつい同学年で
芸能人をくくっちゃうとか。これからもまだまだ彫って欲しかったわ。

ちなみにうちの近所の書店では追悼コーナーができていた。
見る目あるじゃん。ただ、系列書店が協賛している絵画展の前売り券に
ついて聞いても誰もわからなかったり、売り場にない本を尋ねても
その場で他の支店にないか問い合わせるとかお取寄せしましょうかと
言わないとか、商売意識がどうにも希薄なお店なんですが。


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