よるの読書日記
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2003年04月02日(水) 世界の果て

『不倫と南米』<吉本ばなな/幻冬舎>
本作品の舞台はアルゼンチン。遠そうです。遠いんだろうなぁ。
そこで祖国を思い出したり、海を越えて憎しみの電話があったり。
南米だろうとどこだろうとやっぱり本の中は
吉本ばななの世界でした。

しかし実際の南米はやっぱりまだまだ物騒みたいですね。
なかなか気軽に出かけられるもんでもなさそう。
身代金目当ての外国人の誘拐とか、政情不安に麻薬・テロ……。
遠くても地球上に確かに存在するその土地なのに。
つい他人事のように思ってしまう、私の気持ちが一番遠いのか。


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