よるの読書日記
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『不倫と南米』<吉本ばなな/幻冬舎> 本作品の舞台はアルゼンチン。遠そうです。遠いんだろうなぁ。 そこで祖国を思い出したり、海を越えて憎しみの電話があったり。 南米だろうとどこだろうとやっぱり本の中は 吉本ばななの世界でした。
しかし実際の南米はやっぱりまだまだ物騒みたいですね。 なかなか気軽に出かけられるもんでもなさそう。 身代金目当ての外国人の誘拐とか、政情不安に麻薬・テロ……。 遠くても地球上に確かに存在するその土地なのに。 つい他人事のように思ってしまう、私の気持ちが一番遠いのか。
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