よるの読書日記
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『何だかんだと』<ナンシー関/世界文化社> 何を隠そう、私は渡部篤郎が大好きだっ た。 今でも過去形を使っているのが悲しいくらい、好きだっ た。 何と言えばいいのでしょう、彼の演技力を高く買っていた筈なのに、 いつからか普通の青年役を見てても 「この人、“普通”を演じてないか?」 と感じるようになってしまったのですね……。 今もいい俳優さんだとは思っているのですが。
そんなもんで、まぁ本当に大好きだった頃、 この本を読んでいたら他の項はともかく渡部氏についての 文章については「ひどいわ!ひどいわ!」 とか思っていただろう。思わない自分が、やっぱり悲しい。 今好きな芸能人をけなされても、きっとここまで悲しくない。
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