よるの読書日記
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2003年03月27日(木) 別れても、……な人

『何だかんだと』<ナンシー関/世界文化社>
何を隠そう、私は渡部篤郎が大好きだっ    た。
今でも過去形を使っているのが悲しいくらい、好きだっ   た。
何と言えばいいのでしょう、彼の演技力を高く買っていた筈なのに、
いつからか普通の青年役を見てても
「この人、“普通”を演じてないか?」
と感じるようになってしまったのですね……。
今もいい俳優さんだとは思っているのですが。

そんなもんで、まぁ本当に大好きだった頃、
この本を読んでいたら他の項はともかく渡部氏についての
文章については「ひどいわ!ひどいわ!」
とか思っていただろう。思わない自分が、やっぱり悲しい。
今好きな芸能人をけなされても、きっとここまで悲しくない。


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