よるの読書日記
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『ノルウェイの森』上<村上春樹/講談社> 恥ずかしながら、この人の本は薄い短編集一冊しか 読んだことがない。この人自身についてもほとんど知らない。 どれくらい知らないかというと、村上龍氏(読んだことない)と 区別がつかないくらいに知らない。恥ずかしい。
私の世代からするとちょっと前の人なのが原因だと思う。 ブームになって書店で単行本が平積みで、 数年後には文庫が平積み、という時期にはまだ子供だったので、 かつてのベストセラーと知っていたにしろ、 手に取るタイミングがなかったというわけ。 それとまあ読んでもないのに偏見ですが、何故か バブルっぽい印象があったので敬遠してたのかも。
さて、読み始めるといきなり国際線飛行機の場面。 しかもスチュワーデスと英語で会話。うーん、いきなりヤンエグ。 でも物語の舞台は回想シーンはかなり昔、秋吉久美子とか 関根恵子の青春映画みたいな情景。 そして、立ち込める死の気配。さてどう続くのやら。
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