よるの読書日記
DiaryINDEX|past|will
| 2002年11月22日(金) |
授かりものコントロール |
『鍵迷宮』<神谷悠/白泉社> 前巻『炎迷宮』(あ、これまだ書いてないや)でめでたく パパになり結婚することが決まった一平君。 おめでとうございます。
自分からプロポーズするの!とか言ってたのに 結局一平君に2回目プロポーズさせたこのみさん、 ちゃっかりさん。と思ってたら「子供ができたから 結婚する」と思われたくなくてためらっていた、 とフォローが入ってました。 ならそんな風に悩まないよう大人の女性としては 手段があったんじゃないのかね。 今更だけどねっ(笑)。
聞くところによると先進国で日本が一番 できちゃった結婚率が高いそうです。 欧米じゃ実際結婚しない人もいるだろうけど、 こうなっちゃったのはバイアグラより 低用量ピルの認可が遅いような国だからでしょうかねぇ。 男任せで怖くないのかなー? 世の中にはできたら責任とってもらえる、という発想の 人もいるみたいだけどね。そっちの方が怖いか。
よるは結婚前の妊娠を否定はしません。 幸せの形はひとつじゃないし、この少子化の折に めでたい傾向なんじゃないでしょうか。 ただ、今の自分がしたくないと思うだけ。 それも貞操観念とかから世間体とかからじゃなく、 妊娠して安定期まで保つ自信がないという合理的な理由から。 生活不規則だし、立ち仕事。 せっかく宿った命危険にさらす趣味ないです私。
ところで「できちゃった結婚」て言われたくない、 子供ができたから仕方なく結婚したと思われたくない と体験者がおっしゃるのをよく聞きますが、 それはもっともだと思いますが、そういう人が 命の尊さを語るとき、同じ口で 子供がいなかったら結婚していなかったかも、 と言ったりしてるのは……つっこんでもいいんでしょうか。
えーと内容にほとんど触れてないぞ、それも前巻だし、 とにかくおめでとう一平君、4人で末永くお幸せに。
|