よるの読書日記
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2002年05月18日(土) 骨太な話

大体皆様御推測なさっているとは思いますが、
私は最近この日記の執筆が大幅に遅れております。
それにしたって2ヶ月はあんまりだと思って
最近何とか差を縮めたいとは願っております。
で、本を読んで2ヶ月経った今の私は
何でこんな本(著者様ごめんなさい)読んじゃったんだ、
と実は思っている。虫の知らせっぽくて嫌な感じ。
『お骨のゆくえ』<横田睦/平凡社西日本新書>
前方後円墳とかピラミッドを現代で再建すると、の
人件費その他もろもろの試算が馬鹿馬鹿しく巨額で
笑えました。
他にも世界火葬協会があるのは実は英国だとか、
火葬率の一番低い県は高知だとか、知らんでいい
知識をまたたくさん得てしまいました。こういうのは
割と忘れないんだけどなぁ、私。

ところで私の住んでるところは西と東の境界線で、
甲子園なら東端(たまに一回戦で隣県と当たってしまう)
カップうどんなら関西風、食文化風習その他も
県内東部西部で異なったりするのですが。
西日本は納骨喉仏だけって話は初めて知りました、マジで。
しかも言葉足らずに「納骨って喉仏だけ?」
と母に問うたら「本願寺に送るのはね。」
と答えられて更に混乱…何それ浄土真宗……。
整理すると、どこからどこまでかはわからないけど
西日本では全部お骨は拾わないで
喉仏だけをお墓に納め、残り(つまり遺骨の大部分)は
専門の業者さんが細かくクラッシュして慰霊碑行き。
東日本はほとんど拾うので、わずかに残った残骸だけが
供養塔みたいな所に入るそうです。
んで、全部かは知らないけど浄土真宗の信徒さんは
京都の本願寺に喉仏を納めるらしい。
でも本願寺のHP見たけどそれらしき情報は
わかりませんでした。各自が檀家になってるお寺に
窓口になってもらうのかしら。

蛇足ですが我が家の犬の遺骨は去る七夕
母が甕ごと庭の紫陽花の根元に埋めちゃいました。
「いつか引っ越しても連れて行けるように」らしいです。


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