よるの読書日記
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大体皆様御推測なさっているとは思いますが、 私は最近この日記の執筆が大幅に遅れております。 それにしたって2ヶ月はあんまりだと思って 最近何とか差を縮めたいとは願っております。 で、本を読んで2ヶ月経った今の私は 何でこんな本(著者様ごめんなさい)読んじゃったんだ、 と実は思っている。虫の知らせっぽくて嫌な感じ。 『お骨のゆくえ』<横田睦/平凡社西日本新書> 前方後円墳とかピラミッドを現代で再建すると、の 人件費その他もろもろの試算が馬鹿馬鹿しく巨額で 笑えました。 他にも世界火葬協会があるのは実は英国だとか、 火葬率の一番低い県は高知だとか、知らんでいい 知識をまたたくさん得てしまいました。こういうのは 割と忘れないんだけどなぁ、私。
ところで私の住んでるところは西と東の境界線で、 甲子園なら東端(たまに一回戦で隣県と当たってしまう) カップうどんなら関西風、食文化風習その他も 県内東部西部で異なったりするのですが。 西日本は納骨喉仏だけって話は初めて知りました、マジで。 しかも言葉足らずに「納骨って喉仏だけ?」 と母に問うたら「本願寺に送るのはね。」 と答えられて更に混乱…何それ浄土真宗……。 整理すると、どこからどこまでかはわからないけど 西日本では全部お骨は拾わないで 喉仏だけをお墓に納め、残り(つまり遺骨の大部分)は 専門の業者さんが細かくクラッシュして慰霊碑行き。 東日本はほとんど拾うので、わずかに残った残骸だけが 供養塔みたいな所に入るそうです。 んで、全部かは知らないけど浄土真宗の信徒さんは 京都の本願寺に喉仏を納めるらしい。 でも本願寺のHP見たけどそれらしき情報は わかりませんでした。各自が檀家になってるお寺に 窓口になってもらうのかしら。
蛇足ですが我が家の犬の遺骨は去る七夕 母が甕ごと庭の紫陽花の根元に埋めちゃいました。 「いつか引っ越しても連れて行けるように」らしいです。
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