よるの読書日記
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| 2002年04月20日(土) |
一つの時代が終わった |
『東京クレイジーパラダイス』19巻<仲村佳樹/花とゆめコミックス> 大仰に思われるかもしれませんが、私にとって クレパラは青春の一ページだったかも、でした。 友達もよく洗脳しました、うふ。 ですから最終巻は非常に寂しいです。 19巻じゃキリが悪いしどうか番外編で20冊目を! そして司&竜二の子供時代の話を描いてほしいなぁ。 と言うのは無理でしょうね。新連載も始まってるみたいだし。
表紙が1巻とお揃いの構図です。こうやって見ると随分 絵柄が変わってたんですね。気付かなかった。 二人の成長と言い切ってしまえばそれまでですが。 スーツの似合う男っていいですよね。ニヤリ。 ちょっと髪が伸びてプロテクターやめただけなのに、 司もすごく女らしくみえます。
しかしここまでうまくまとまるとは思わなかったな〜〜〜。 元々ヤクザの息子・竜二とポリスの息子・司(本当は娘)の 結ばれえない関係だったのが司出生の秘密でチャラとなり、 あとは司のこだわりの問題だったのが牙流会との死闘と 実母の遺言で軟化したところで最後の難敵・拓兄が ああいう折れ方をするとは。 そう言えば司が竜二のボディガードになったのって 巨額の借金返済のためでしたね。すっかり忘れてたよ。
豪華書き下ろしがいっぱい入ってたので もうそれで我慢してあげよう。 特にサイドストーリー朝来編が○。 女に極甘犯罪者に激辛、極悪非道ポリスにして クレパラ最大級マッチョ宗像氏がお相手では、 もしかしなくても犯罪(年の差10)。 いやーん朝来ちゃん少女のままでいて〜〜。 でも「彼は朝来さんが可愛くてならないご様子」だし。 遊びに飽きると男は育てたがるっていうしねっ。 公衆の面前でわざわざ殴られてあげるってのも相手が 朝来だからだと思うのよ。じっくり待ってあげてねっ。 それにまあ本編での朝来の満面の笑顔! ツンツン娘だったのに丸くなってまぁ。 お幸せにネッ。
それと竜二の実父・白神龍弥氏と育ての父・鴨島俊之氏は 18巻の表紙同様エンジェルになっての御登場。 作者が柱で明らかにしてましたが番外編の数字は やはり仲村さんの勘違いだそうで、鴨さんは私と同い年。 てことは竜二の生まれる頃には写真より映像で 記録が残ってそうだけど。現に司の両親は DVDのメッセージ残していたんだし。 でも2020年当時あきれるほどの日本人で 横文字嫌いなお方(4巻参照)なら 機械も苦手だったのでしょう。 そう言うことにしておきましょう(笑)。
とにかくクレパラ大団円だ!てやんでえ寂しいぞ!!
17巻
18巻
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