よるの読書日記
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| 2002年01月26日(土) |
死が二人を分かつとも |
『白い犬とワルツを』<テリー・ケイ/新潮文庫> とうとう手を出してしまいました、去年のベストセラー。 感動作と言われるとつい斜めになってしまうのですが。 あれですな、米国版某ベストセラー小説。 男やもめが寂しいのは万国共通の模様。 じいさんがぼけたのかとうろたえる娘達が哀しくもおかしかった。 連れ合いなくしてがっくり、とはこれもよくある話ではあります。 男性は比較的長生きに向いてないのかも。虫なら食われる運命だしね。
でも先立つとして生涯の伴侶に、ばあさんになって死んでからも 可愛い女だったって思われるってある意味理想。 死んでくれてありがたいとか言われたらすごく悲しい。 あんまりひどいこと言うと化けて出るぞ!
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