移動時間に宮部みゆき二冊。
「天狗風」<講談社文庫>と「Ｒ．Ｐ．Ｇ．」<集英社文庫>。
前者は霊験お初の第二弾。今回は岡引の妹で霊感のある少女・お初が
人間語をしゃべる猫・鉄と神隠しの怪に挑みます。
個人的には右京ノ介様のお父様の話し方がツボ。
「馬鹿息子！――が・・・。」
って必ず力んで言葉が途切れちゃうの。
頼りないけど頼れる右京さん共々いい味出してます。

後者は初の文庫書き下ろし。
「模倣犯」と「クロスファイア」の刑事さん達の
競演だそうですが、どっちも未読なので、コメント不能。
早く読みたいんですけどね。
タイトルからほぼ筋書きは読めたけど、
心理戦が最後まで読ませます、感嘆。

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