よるの読書日記
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ああ…ダメだ。脳裏から離れない。 見るからにやーさん(若頭系)なお人が黒のスーツの袖捲り上げて、 もしかして鼻歌なんか口ずさんじゃって、切れ味鋭い包丁片手に 台所でピンクのエプロンしてお料理。 しかもありあわせでそこらのお店よりいいお味。 「世界は胡蝶の夢だった」って言われるよりショック。 延期嬢にお借りした「亜州黄龍伝奇」<狩野あざみ/徳間文庫>。 いっそ「黒服桃前掛伝奇」とお呼びしたい……。 迫力のバトルアクションにページをすごい勢いでめくりつつ、 頭の中「でもピンクのエプロンの人…ピンク…。」 考えてみると表紙もたぶんセシリアと黒服氏(の下半身)。 主役喰われまくり…。
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