よるの読書日記
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2001年10月10日(水) ピンクのエプロン

ああ…ダメだ。脳裏から離れない。
見るからにやーさん(若頭系)なお人が黒のスーツの袖捲り上げて、
もしかして鼻歌なんか口ずさんじゃって、切れ味鋭い包丁片手に
台所でピンクのエプロンしてお料理。
しかもありあわせでそこらのお店よりいいお味。
「世界は胡蝶の夢だった」って言われるよりショック。
延期嬢にお借りした「亜州黄龍伝奇」<狩野あざみ/徳間文庫>。
いっそ「黒服桃前掛伝奇」とお呼びしたい……。
迫力のバトルアクションにページをすごい勢いでめくりつつ、
頭の中「でもピンクのエプロンの人…ピンク…。」
考えてみると表紙もたぶんセシリアと黒服氏(の下半身)。
主役喰われまくり…。


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