よるの読書日記
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「彼氏彼女の事情」(12巻)<津田雅美/花とゆめコミックス> つばさ&一馬編ついに完結。 連載中の話の番外編にしちゃ不当に長かった。おまけに 「母子家庭の少年→憧れのインディーズバンドのボーカルに 抜擢される→デザイナーの義父と美少女の義姉ができる→ →可愛い恋人&メジャーデビュー」 なんて近年稀に見るシンデレラ(ボーイ)ストーリーだ…。 なんと申しますか人生すごろくの上がりみたい。 これがメインで2巻完結の話だったらたぶん読まん。
一番引っかかるのが11巻で「何故有馬君にこんなに 魅かれるのかわかる、自分の中にも狂気があるからだ」 と言う場面。一馬が有馬の狂気に気づくようなシーンあったか? それともアーティスト一流の勘って奴でしょうか。 どうも種明かしとしては失敗なやり方、マンガの嘘ですな。 ただ前半、恋を知る前の一馬君はピュアで可愛かった♪ こういう息子欲しい〜〜。
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