回 がらくた日記 回

2009年08月15日(土) かつてない戦場。

人の多さ。
外での列待機の時間的長さ。
列そのものの長さ。
暑さ。
全てにおいて、これまでに参加した夏コミの中で最も大変でした。
正直、めちゃくちゃ辛かった。
なんで女性向け最大手ジャンルのヘタリア男性向け最大手ジャンルの東方を、同日に持ってきたんだ…!(そしてそのどちらにも用事があった死亡フラグ立てまくりの私。)
会場入り口で列が止まったのも初体験なら、西館から東館へ戻る際に一般道へ誘導されたのも初体験。
特に西→東への通路に関しては、通常なら館内だけで誘導が行われるはずのところを、それでは人をさばききれなくなり、急遽一般道への誘導へ切り替えたものと思われまして、横断歩道のところで列を誘導してた運営スタッフさんが警察の人にめっちゃ詰問されてました。
一般道を誘導路に使用するなんて、申告外のことだったんでしょうな。
「なんで一般道を使ってんの!?」ってことだったんだと思うんだ、ちらっと聞こえた会話を聞く感じ。
あれって、運営に対する厳重注意とか、お叱りってことになるのかなぁ。
一般道への誘導は、今回に限っては仕方なかったとは思うんだけど(あれはもう館内でまかなえるような人数じゃなかった)、でも、あの人数がひっきりなしに横断歩道を渡っている状態は実際危ないし、「どうなってんだ!?」って思われるのも仕方ないんだよなぁ。
車がほとんど通らないような車道だったし、コミケスタッフさんの列整理・誘導の技術は高いし、参加者もそれによく従うマナーの高さもあるとは言え、そういったことは安全面での絶対の保障にはならんし。
うーん……冬はどうなるんだろ……?
「今後のコミケが毎回こんな状態になるんなら、参加控えようかなぁ…」と虚ろに呟いた友人の言葉が忘れられません。
大手の本は、ちと高くなるけど書店委託されるし、何が何でもコミケで…って時代でもないんだよね、実際。
たとえマイナージャンルであっても、そこのサークルさんが通販やってくれているなら、イベントに行かなくても事足りてしまうし。
まあ、イベントで完売するような限定本が欲しいとか、、書店委託もなく通販もやっていないというサークルさんの本が欲しいとか、そういう場合はやっぱイベント参加しなきゃ本買えないわけなんだけど。
でもそれよりなにより、イベント会場のワイワイとした賑やかさとか騒がしさとか、そういう部分の楽しさって、参加しないと味わえないものなんだよね。
お祭り、映像で見るよか参加したほうが絶対楽しいんだし、コミケ程の規模になるとその喧騒の楽しさって、やっぱ他のイベントとは比較にならないもんなー。
参加することの楽しさと、大変さの天秤が、どっちに傾くかってだけなんだけどね。
私、今回のコミケで、参加しなければ味わえなかった凄く楽しかったことが2つあって、それを考えると、今回の夏コミはほんともう「死んでしまう…」と何度思ったか知れない凄まじい辛さだったけど、「やっぱ次回も頑張りたい…!」って思ったりもするんだよね。
つかたぶん普通に参加してるとは思うんだけど。笑
体力的にも、まだ、無理きくと過信しているので、今回のような事態に陥ったとしても、もうしばらく、遊びに行けたらなと思うんだぜー!




でだ。
戦利品についてなんだけど。
超瀕死になりつつ、頑張って、欲しいところはほぼ回った……んだけど、最前線の戦場だった東方は、欲しい新刊全滅という散々な結果と相成りました。
オーケー解った書店委託待ち。


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高時あいか
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