回 がらくた日記 回

2008年09月27日(土) 欠陥多いわな、たしかに。

鳴神学園都市伝説探偵局、プレイしてみました。
まだ全部の章がオープンしたわけじゃないけど、そこそこプレイしたかな?
これね、確かに、色々酷いとこ多いね。
文章スキップできるけど遅いし、フラグ立てさっぱり解らないし、サウンドノベルなのに誤字脱字が多いし。
音楽も微妙だし、画面が二つあることをさっぱり生かせてないし、そもそも画面のビジュアル地味すぎだし。
最も致命的なのは、物語の導入であるはずの第一話が、推理ゲームとしてあまりにも出来が悪いこと。
「こんな理不尽かつ不親切なヒントみたことねぇよ?!」って感じです。
私はいくらやっても証拠の提示の仕方が解りませんでした。
別に犯人を指摘しなくても話は進められるんですが、犯人が誰かってことはとっとと察しがつくため、意地になっちゃってなあ。
まあ、仮にここを後回しにしたって結果は同じわけだし、とっとと攻略サイト見ましたよ。
で、証拠の提示の仕方、解りましたよ。
でも、解った結果、納得するよりも理不尽を感じるってのはどういうことなの。
ええええええ、ファジーすぎないかその証拠!?
って言うか、普通にプレイしてて気付かないだろ、その証拠の出し方?!
まあそれでも解った人はいるんだよな、攻略サイトがなりたってんだから……すげぇなあ、どんな頭してんだろ。
それにしても、普通どんなゲームにしろ、最初に立ち向かう困難はチュートリアル的なものだと思うのよね?
操作法を理解してもらうとか、ゲームの方向性を理解してもらうとか。
そこでプレイヤーに「このゲーム、面白そう!」って思ってもらわなきゃ、続きプレイしてもらえないかもしれないし。
なのにこのゲーム、おそらく第一話が最も難易度高い。
私としては、難易度で図れるような代物ですらないと思うけど、でもとにかくいきなりプレイヤーを突き放しすぎる。
マゾゲーがそこまで苦痛ではない(というか、ルーチンゲームがあんま苦痛にならない)私ですら、この第一話を自力突破しようとしてた時は、くじけそうだったよ。
っていうかくじけたよ、心が。
だから攻略サイトに頼ったんだけどさ!
ここさえ突破できれば、キャラゲ好きであればわりあいと楽しめるゲームだと思うんだけどねぇ。
私は、今は結構楽しんでプレイしてますから。
とはいえ、いくら楽しんでプレイしている好意的なプレイヤーであってもフォローしようのない、致命的な欠点があまりに多いゲームであることはどうしようもないんですが…まあ多くは言うまい。
とりあえずは、ジンさんメインの章がまるまるひとつあったので、私は満足です。
絶対的強運「天運」の持ち主ながら、それに頼らずに生き、人生を自力で楽しもうとしている気概が良いなぁ!
同人ゲームでいいからさ、もっと探偵局やってくんないかな。
まあ、次作に期待するとしますかね、アパシーシリーズ。


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高時あいか
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