幸福に大小の差なんて無いものね。 幸せだと思えることが、幸せ。 そんな風に生きていって欲しいねぇ。(何かあったらしいですよ?)
本日のー『大神』−! カムイのお話はクリアしましたので、次、入ったら出て来れないラストダンジョンでし。 ヤマトはあれか、食虫花か?(箱舟に謝れ。) 入ったら出て来れないので、これから踵を返しましてナカツクニ・カムイ全て走りまくります。 珠! 珠珠珠珠ーっ!!!(しっかり!) つか私、エゾフジ麓にいるトゥスクルの仮面の両脇に、白いフクロウと黒いフクロウがとまって交互に羽をはばたかせるのを見て、ピンポイントに『BAROQUE』の天導天使を思い出したわけですが。 天導のは、確かワライカワセミだけどね、フクロウでなくて。 でもホント、どんなリスペクトかと思った、一瞬。 実際にはあれ、双魔神にひっかけてんですよね。 お陰さまであたしゃ、カムイの物語の黒幕はトゥスクルだとわりと本気で思ってたよ…妄想たくまし。
アイヌにおける村の守り神はフクロウと決まっていて、「コタンコロカムイ」って呼ばれているんだそうですが。 目がぎょろりと大きく、首がぐるりと回る様が、村を襲う禍を見張る象徴…だったかな、田中加奈子センセの漫画『コタンコロカムイ』によると。 ついでなので、カムイな方々の名前の由来とか調べてみた。 全てアイヌ神話・伝承より出てます。
【オキクルミ】 アイヌ神話最大の英雄と言われ、人の祖とも言われる。 半神半人、あるいは神。 妻はカイポク。 兄弟にサマイクル。(伝承によって兄と弟の立場は逆転し、場合によっては隣あう村の酋長だったりと、関係性が変化する。) 北海道南東部では善き者とされるが、東北部では愚か者とされる。
【サマイクル】 国造りの英雄と言われる。 半神半人、あるいは神。 兄弟にオキクルミ。(関係性においては上記参照。) 北海道南東部では愚か者とされるが、東北部では善き者とされる。
【カイポク】 美しい女神。 オキクルミの妻となる。 その美しさを魔女に嫉妬され浚われるも、オキクルミに救出される。
【ピリカ】 可愛い・美しい・良い、などの意。
【トゥスクル】 呪術(トゥス)を行う者、の意。 神懸りを行う巫女をこう呼ぶ。
付け焼刃なんでアレですが。 オキクルミとサマイクルは、日本の昔話における「良い爺さんと悪い爺さん」のように、成功者と失敗者の対比で描かれることが多いようです。 地域によってそれぞれの立場が「善き者」「愚か者」と逆転すると同時に、この成功者と失敗者の立場も逆転します。 地域によってこうも立場が逆転するのは、蝦夷に住んでいた人々がそもそも二種おり、オキクルミを英雄とする人々と、サマイクルを英雄とする人々がいたからなんだとか。
オキクルミを英雄としたのが、日本列島経由で蝦夷に渡った人々。(北海道の西部に発展。) サマイクルを英雄としたのが、樺太経由で蝦夷に渡った人々。(北海道東部に発展。)
当然、自分のトコの英雄を良く描きたくなるのが人情ってものなので、西の人々にとってはオキクルミが善き者、東の人々にとってはサマイクルが善き者、と言うことに。 で。 年代的にみると、樺太経由で蝦夷に渡った人々の方が由来が古いらしく、サマイクルの方がオキクルミより古くから在る神になるようです。 サマイクルを国造神(コタンカラカムイ)と同一視する伝承や地域があるようなので、国造りの創造神=サマイクルの方が由来古いと言われるのは、解らないでもない気はします。 それに対して、オキクルミはあくまで「人の祖」なわけだし。 と言っても、アイヌの人々は元から文字を持たないし、全ての伝承は口頭で伝えられてるわけだから、日本神話のように纏められ編集された由来伝承の物語があるわけでなく、オキクルミとサマイクルの2人に至っても、絶対的な正道は無いんですけどね。 ただ個人的に、「良い爺さんと悪い爺さんなオキクルミとサマイクル」っつーのは可愛いなと思っただけです。 え?可愛いよね?(同意求めないでください。) いや、『大神』ではどちらもそれぞれのやり方でカムイを守ろうとしてた英雄で、良いも悪いもないんだけどさ! 最後、2人で並んでヤマトを見上げてた図は良かったです。 変に感動した。 つか、宝剣盗んでの独断行動を、村の人たちに申し訳ないと心を痛めているオキクルミを、視線だけで受け止めかつ受け入れたサマイクルにはある種のトゥス(呪術)の力が宿ってんじゃねぇかと思いました。 うん、オキクルミにしか効果なさそうだけど。 余裕なくなるとピリピリしちゃうけど、とっても懐のでかい村長に、オキクルミは今後一生頭あがらないんじゃないかと思う次第。 喧嘩しないで、2人でしっかりカムイを守ってくださいネ!
………よし、これからは珠だ!(解ったから。)
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