| 2005年10月18日(火) |
架空の彼を現に呼べば。 |
今日、駅の階段を昇っていたら、前にいた若い兄ちゃんの集団が眼に入りまして。 あまり小綺麗とは言えない格好の柄の悪そうな兄ちゃん達だったのですが、そのうちの1人がすんげぇ腰パンでして。 その腰パンぷりたるや、「ズボンを履く」という文章が成り立たないくらいでして、あれを正確に表現するなら「ズボンが腰のあたりでひっかかっている」が最も相応しいであろうという感じでした。 一体、何を思ってわざわざそんな下腹寒そうな上に歩きづらそうな履き方をしてんのかと思ったのですが、この感情ってのは私がリアルワールドでアイザックを見かけた瞬間に抱く感情と酷似しているのではないかと、そんなことを思ったわけなのです。 そんなことをふと思い立ったが為に、前を行く腰パンの兄ちゃんが何かえらく微笑ましく思えてくる始末でした。 きっと今後、腰パンで歩く兄ちゃんを見かけるたびにどっかの赤い髪の半裸体の精錬士が思い浮かぶのでしょうね。 感慨深いことです。 ……何てことしてくれんのよ、アイザック……。(言いがかり。)
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