レポートに必要で読んでいる本が仏教の本で、ブッダの最後の旅に関する記述が出てきます。 私はブッダと言うと、萩尾望都さんの漫画『百億の昼 千億の夜』の印象がめちゃめちゃ強いです。 父が若い頃に読んでえっらい感動したってんで自分で買って読んだのですが、予想以上にマジ面白えでございました。 これ以来、萩尾漫画にハマっているわけですが、私は実は有名な『ポーの一族』や『トーマの心臓』より、『スターレッド』や『銀の三角』等のSF系の話の方が好きらしいです。 とは言え、SFじゃない『半神』もえっらい好きなんですけど。 シャム双生児の話で、何ていうかもうBAROQUE。 バロを知らなかった頃に読んでこれが好きだったんだから、バロにはまる基盤はバッチリだったんだなあ、私……。
いや、それはまあいいんですが。
ブッダの最後の旅って言うのがなかなか面白いんです。 かなり噛み砕いて理解しているせいもあるんですが。
例えばこんな話。
死期を悟ったブッダが最後の旅をしている時、チュンダと言う人から手厚い接待を受けました。 そのチュンダが厚意で出した食事の中にあったきのこが実は毒きのこ。 それに気付いたブッダ、「弟子たちよ、これはお前達は食べてはならない。自分以外にこれを完全に消化できる者はいないから」と言って、弟子たちにはそれを食べさせず、自分だけ食べるのです。 「何と、解脱者とは毒きのこすらなんなく消化できるのか」と驚愕していたのですんが。 直後ブッダは出血を伴う激しい下痢に苛まれてます。 その頃のブッダ、御歳80。 無理しないでください、老ブッダ! 全然、消化できてないよ! って言うか、下手すると死ぬよ! 事実、この食中毒事件で、入滅へ至るブッダの予定は狂った模様。 いくら敬虔なチュンダのもてなしを無下に断れなかったからってそこまでしなくても。 ……とか思うのは私が煩悩に溢れているからでしょうか。 どんな煩悩だ。(知りません。) 専門家の方から見ると、この説話には色々な意味が含まれているようですが、私にはブッダが身近に感じられたと言うのが一番大きな収穫かな、と。 読んでみるとけっこう面白いのかもしれません、ブッダの生涯。
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