回 がらくた日記 回

2003年05月28日(水) キュートな殺人歌姫たち

今日はcab嬢と一緒に『呪怨』を観るはずだったのですが、上映がすでに終わってましたので『CUBE2』を観ることになったのですが、上映開始時間が21時以降になってて普通に無理だったので『CICAGO』を観ました。(長い経過だね。)
面白かったです、とても。
これは映画で観るべき作品です。
耳に鳴り響く大音量のジャズ、歌、迫力のダンス、これらはTVで観たのでは魅力半減。
スクリーンで観てこその作品だと私は思います。
ストーリーも良かったですよ。
原作となる(?)ミュージカルとはまた違った味付けらしいですが。
殺人を犯した2人の女ダンサー、強くしたたかに、殺人の経歴すら「キュートな」ステータスにして、落ちぶれても這い上がって、最後は見事、輝く舞台へ。
その痛快さったら!
リチャード・ギアもかっこいいですしねえ。
虚実に創作・メディア操作に人心操作、金さえ払えば確実に依頼人を無実に仕立て上げる無敗の弁護士。
ナルホドくんが見たら頭抱えます。
「イエス・キリストも私に5000$払っていれば、死刑にはならなかった」と言ってのけるその傲慢さ、その自信!
自分のやっていることを充分に理解していて、なおそれを楽しんでますからね、この弁護士。
素敵!(え?)
とにかく、オススメです。
ああ、この作品の根幹のテーマは「悪徳の栄え」なんで、本当の善人は全くもってさっぱり全然報われませんので、ご了承くださいv


いずれ『CUBE2』も観に行きたいなあ!


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高時あいか
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