オリから出た日々

2004年02月15日(日) 準備完了

どうなる事やらと思っていた定礎式の準備ですが、どうやら形になってきたようです。もっとも色々な不備もありますが、何とかなるレベルですね。


まず定礎石の運搬のトライアルをしてみました。
この紅白の棒の前後に2人づつの計8人で担ぎます。担ぐのは出来ました。そして号令と共に前に進みだしたら…。

前にまっすぐ進みません。俗にいう千鳥足。石の揺れに引っ張られるようです。


急遽また台を据えて石を降ろしたら、降ろすなり担ぎ手はみんな「重いぞー」「肩が痛てー」のオンパレード。なので人を前後3人づつに増やし、肩にはタオルなどの当て物をするようにして再度トライです。

当初の8人は元請さんの人だけでしたが、追加の人員は下請けの私やインド人エンジニアも加えて12人です。祭りの神輿並みの人員ですね。

今度は真っ直ぐ歩けるようになりました。そしてそのまま左回転の練習です。…が、曲がるタイミングが合わずに石がグラグラします。見守っていた人が「危ない!石がロープからずれてきている」と言ったので、その場で止まりまた台に降ろして曲がり方について協議です。

呼吸の合わせ方とか色々意見が出たのですが、そんなもの重さに喘いでいる人が簡単にできるわけがなく、その場で石を中心に回転してからまた真っ直ぐに進む「急がば回れ(止まれ?)」方式に落ち着きました。

次の練習では何とかうまくいくとわかった所で練習は早々に終了。明日のための体力を残しておかねばという切実な希望も出ていたようですので。
暑くなけりゃ、ね。誰だ35℃近い昼の1時から集合をかけたのは。


夜は元請さんの社長も到着。段々と本番の雰囲気が出てきました。
しかし、本来なら社長クラスなんて現場の宿舎に泊まる事なんてないのですけどね。まともなホテルは2時間離れたジャムシェドプールのホテル位なので、随行の役員や広報課長と一緒にゲストルームなどで分宿のようです。
ホテルでは味わえない海外勤務の苦労は少し味わってくれるでしょう。

さあ明日は本番。
写真を色々撮ろうと思っていたけど、担ぎ手では少し難しいかな。


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