2004年06月20日(日)    





 勉強に集中できず、遊びまわっているさとみです。
 台風が来て、課題を出さなくていいように願うあたり、
 不真面目な高校生だなぁ、と思う。




 そんな不真面目さが嫌い。
 自分の嫌いなところ、たくさんある。
 どうしてこんなにんげんが、生きることを許されるの?
 なんて、たまに思ったりする。


 考えすぎだ、って言われそうな感じ。







 何で生まれてきたのか、
 何のために生きて、
 何のために死んでゆくのか。


 何のために人を愛し、
 何のために人に傷つき、
 何のために涙を流すのか。



 理由なんて無い。
 有るとしたら、自分のため。
 そのひとことに落ち着く。










 17歳という現実。
 なんだかとても受け入れがたい。
 16歳を受け入れるのはたやすかった。
 だけど、17歳を受け入れるのは、
 なぜか上手く行かない。どうしてだ。



















 いまさらになって、痛み出す心の傷跡。
 どうやら、不安定周期に入ったみたい。
 ここでいうのは、きっと駄目なんだろうけど、
 あたし、この場では何でもいうようになっちゃってるから、吐き出す。


 腕を切りたいな、と思った。


 多分、具体的な理由なんて無い。
 ただ、すっきりしたいだけなんだろうな、って思う。
 自分という存在を、どこかに捨てたい。


 ああ、今回は本当に駄目。
 弱ってないようで、相当弱っているみたいだ。



















 色んな、「あいつ」を思い出す。
 胸が痛む。


 完璧に忘れたつもりはなかったけれど、
 気持ちはさらさらどこかへ流れていったと思っていた。


 今でもこんなにはっきりと、
 君がつけた傷跡は、赤く腫れ上がっている。
 バンドエイドなんていらないから、
 消毒液とかも、全然いいから、
 君の記憶、
 誰か燃やしてしまってよ。





 君との思い出が多すぎて、
 短期間なのに多すぎて、
 君がなかなか抜けていかない。
 炭酸のジュースのふたをあけておけば、
 一日で炭酸が抜けてしまうように、
 君も早く抜けていってよ。
 口の中で、プチプチ痛むじゃないか、
 おなかの中で、しゅわしゅわあたしの涙を誘うじゃないか。
 







 好きだった人は、嫌いになれないから不便だ。
 でも、君を早く消してしまいたいんだ。
 それくらい、君を好きだったんだな、と痛感する。
 君を頭の中から追い出して、
 君と出会わなかったことにしたい。


 自分勝手なんだろうね、あたし。
 楽になりたい。
 傷、どこかに消し去りたい。







 君に出会っていなければ、
 あたしは、こんなに泣くこともなかったんだろう。
 君に出会っていなければ、
 あたしは、傷つくことも、なかったんだろう。
 人を信じれるようになっていたんだろう。












 でも、


 君に出会っていなければ、



 手をつないで歩く幸福や、
 道端でキスをする楽しさや、
 抱きしめられるぬくもりや、
 身体を重ねる愛しさや、
 心躍らせながら、君を待つ時間や、
 メールを待つ楽しみや、
 君を思う愛しさや、
 君を思う切なさや、
 君を心配する心や、
 君を愛する気持ちや、
 君を抱きしめたいと思ったり、
 守りたいと思ったり、
 幸せにしたいと思ったり、
 君のために何でもしたいと思ったり、
 努力をしたり、 
 我慢をしたり、
 甘えてみたり、
 拗ねてみたり、
 笑ってみたり、
 わざと怒ってみたり、
 真剣に君のことについて考えたり、
 頭のてっぺんから、
 足の指の先まで、
 全てを愛しく思ったり、
 君に逢いたいと思ったり、
 君の言葉を信じたり、
 君の言葉に酔ったり、
 君の仕草を覚えたり、
 弱さを、
 強さを、
 優しさを、
 全てを受け入れようと、
 夜の散歩の合間のキスや、
 ハグや、
 君との距離や、
 浴びるほどのキスと、
 飽きるほどのセックスと、
 飲みかけのお酒をひっくり返して笑ったり、
 「おいで」って呼ばれることのうれしさや、
 一緒にいる時間の短さや、
 普通の毎日が、
 普通じゃなくて、
 楽しくて、
 うれしくて、
 楽しすぎて、
 幸せすぎたことは、
 君に出会えなきゃ、
 知らなかった。














 だから、君に出会わなきゃよかったなんて、
 これっぽっちも思わない。
 思いたくても、思えない。










 こんなことかいて、涙を流すあたり、
 あたしは今でも、
 君が中から離れないんだなと思う。



 そりゃ、君が世界の中心だったから、
 簡単に離れるわけ、無いんだろうね。




















 君がいなくて、寂しい。
 心のそこが、泣いているよ。
 寂しい。
 君にも、もう埋められない穴が、
 君を呼んで泣いている。


 寂しい。よ。



















 にーリンクありがと。
 あたしは、『ー』です。(笑)


 にー、、、
 あたしも、しあわせだよ。
 痛いくらい。涙が出るくらい。
 しあわせすぎて、
 心が痛いってさ。


 あたしは、しあわせの免疫力にかけているみたい。
 だから今、しあわせウイルスに、
 身体が汚染され始めてるよ。
 仕方の無い身体だね。
 貧乏性なのかな、ね。











  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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