2003年08月07日(木)  PRIZE  





 舞台に上がって見渡す客席。
 ほとんど誰もいない客席。
 でも、程よい緊張感。
 照明が明るくなり、アナウンスが入る。


 「県立K高校 課題曲�兇紡海�まして、
 自由曲吹奏楽の為のディベルティメント�記境鍬�」


 続きましてって言う日本語に違和感を覚えつつ、
 増して行く緊張感に快感を覚える。
 あたしはこの瞬間が好きだ。背筋がぴんとする。
 先生がにやっと笑う。
 本番前に、「俺はにやっと笑うからな」と言っていた事を実行。
 面白かったので、にこりとして見た。
 口パクの「いくよ」





 曲の途中で泣きそうになった事しか覚えていない。


 楽しめたかと聞かれたら、
 楽しめたと一概には言えないのかもしれない。
 ほんの少しの後悔を、舞台の上においてきたのかもしれない。









 ちょっとだけ涙を流した。
 言い訳かもしれないけど、
 あたしはこの涙は流しても良いと思う。
 今までの色んな物を流して、
 明日への勇気になると思うから。
 頑張ろうと思う。いっぱい上手になろうと思う。









 そんなあたしの、初めての県大会。
 結果は無残にも銅賞。初めて取った屈辱の銅賞。




 審査員の好評に、自分が誉められていた事に感動した。
 この楽器を、愛して良かったと思った。
 「上手いよ」とは言われるけど、
 全部お世辞にしか聞こえなかった。
 審査員の先生が言うだけで、
 こんなにも聞こえ方が違うのかと思った。



















 舞台を後にする時に、先輩の涙が見えた。
 甲子園へ行った訳でもなく、
 青春ドラマの世界でもないけど、
 今年の夏も終ったと思った。


























 関係ないけど、元々肌が弱いのに、
 紫外線にあたりまくってたら、病気になった。(凹
 う・・・うう・・・。












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ほっとけない 世界のまずしさ 

MY ENPITU
BbS