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2005年12月24日(土) --- 聖夜の涙

 Gacktツアー"DIABOLOS〜哀婉の詩"全日程終了しました。
 久々のホールツアーで36公演。長い旅だったねぇ…
 Gacktもメンバーもスタッフもファンも本当にお疲れ様でした。

 せっかくの最終日なのに、わたしは仕事に追われて寝不足で、気持ちの切り替えがまったく出来ずにライヴ当日を迎えてしまい、本当に悔しかった。
 更に寝不足の所為か頭すっきりしなくて、普段絶対やらないことをやらかしてしまい、中盤あたりから凹んでしまって気持ちが完全に入っていけなかったのも悔しい。
 とりあえずいろいろ箇条書き。

 ・席は2階の後ろから2列目。友達が確保してくれたチケットで、席番を前日まで知らなかったという(笑)流石にココまで遠いとは…まぁ、FC先行の当落確認を忘れた自分が悪いんですが。
 ・その友達が「馬に乗って出てくると思う」っていうんでマツケンみたいなの想像しちゃったじゃんよ(笑)でもほんとに馬に乗って出てきた。よく歓声にびびったりしないよね。
 この演出、大半の客の度肝を抜いたみたいだけど、わたしは友達が予言(違)してたのもあってそれほどでもなかったです。…読まれてるぞおGさん(笑)
 ・馬に乗って出てくる間、オープニングの映像が若干追加されてました。Gacktたちの仲間?子どもを連れた女性が刺し殺されるシーンを回想するGackt。その憎しみをぶつけるかのように敵陣に向かって突き進んでいく…ってな感じ。あの雨のように矢が降るシーンって、チャン・イーモウ監督の"HERO"を意識してるのかしら?
 ・席が遠くて音が遅れて届くのは、スクリーンを見ていたらあまり気にならなかったけど(意図的に少しずらして映像流してたよね)、ステージ上を見てると頭の振り方とかで顕著に現れる…なんかね、ステージとアリーナ席の盛り上がりを客観的に見ているような違和感があった。
 ・でもでもでも!DybbukでラッパーYouくんがスクリーンに大写しになったという、ただそれだけでテンション上がる上がる(笑)
 ・ステージあんまよく見えないので、とりあえず頭ふっときました。ってか周囲が家族連れとか、初めてGacktのライヴ観るっぽい人とか…オープニングの映像にGacktが映った瞬間に「きゃーGacktカッコいいー!」って絶叫してる人とか(笑)、"BLACK STONE"や"Mirror"で手拍子してる人とか多くて…うちらのノリ方は相当に浮いてたと思うんだなー(;´д`)
 ・スクリーンは使わないと豪語していたGacktだけど、流石にドームでそれは鬼畜だろうってことで(笑)スクリーン使われてました、ステージの左右に1個ずつ。でもただステージ上を映すためだけに使うわけではないところがGacktらしく、事前に撮ってあったらしい映像をステージ上の映像とリンクさせてました。気がついたのは"REDEMPTION"で座り込んだGacktがオープニング映像で殺された女性を抱きかかえて歌っているところ(新しい演出か?と思ってたんだけど、ステージ上に女性が居なくてびっくり)と、"future"で最初から出てくるダンサーが居らず一人で踊って歌っていたところ。あと"misty"でGacktとYouくんが背中合わせになるように映ってたり、"Ash"でステージ上の生映像になんか違う画像かぶせてたかな。
 ・声はとてもよく出てたね。"Ash"壮観だった。
 ・Mirror前の聞こ〜えま〜せ〜ん、単に自分の声がドームじゅうに響くのを楽しんでいただけのような気がする(笑)
 ・MCがほんと長かった。長すぎて、同列に居る男の子が堪えられなくなって喚いてた(笑)だから子どもは連れてくるなっちゅーに。
 おかえりただいまのときにまた席を間違えて(バルコニー席があるせいか、2階席を3階って言っちゃってた)、ドームは遠い!みたいなことを話してた。ホールツアーのファイナルがなんで東京ドームなんだろうとか、アリーナ10列目くらいがホールの最後列くらいの距離だとか。この日のためにスタッフ3日徹夜で頑張ってくれたとか。
 ・ツアーファイナルって事に関して「ここまで来れたもの僕のおかげなんだけどな」って言って笑いを取りつつ「みんなが支えてくれたから。ありがとな」と頭を下げる。びっくりした。
 ・下弦の月ツアーファイナルでもやったクリスマスプレゼント、今回は携帯電話の090または080の次が1224の人1人だけにプレゼントを上げるという内容。でもこの番号ってとある情報筋によるとビジネス向けキャリアのものらしく、該当したのは奥さんに連れてこられた男性のみ(笑)急遽下4桁が1224の人も選んで、5人でGacktとジャンケンして、勝った子(ステージに上げられた時点で泣いてた/笑)にはRYUさんのスティックとグローブ、Ju-kenさんからツアースタッフTシャツ、茶々さんからサイン入りのツアーパーカーとギター、Youくんから私物のサングラスとベルト(←ステージ上で使用してたものをその場で抜き取ってあげてた…)、Gacktからは指輪がプレゼント。この子帰り道襲われたりしないかな…などと余計な心配をしてみる(笑)
 会場では温かい声と拍手が目立ってたけど、かなりジェラジェラしてた人もいたいみたいで…プレゼントの内容と当選者の選び方が間違ってた気がしなくもないです。
 まぁ、当選者も他のファンに叩かれまくるというデメリットを背負うわけですが。
 ・メンバー紹介はWOWOWでやるかな?省略しときます。
 ただこれだけは書くぞ。「13年…14年ずっと僕を支えてくれた家族です」と紹介されたYouくんがスクリーンに映ったときかなり涙目になっていたのがすごい印象に残ってる。いろいろあったもんなー。
 ・U+Kの波、アリーナ席のが途中で切れてしまったのか、戻ってこないまま終わってしまった。残念。
 ・去年のツアーファイナルと同様、入場時にサイリウムが配られてました。チラシの中に「スペシャルアンコールの時に合図を出すので、光らせて振ってください」と書いてあったのだけど、わたしの周辺では開演前に光らせてしまっている人や"Road"が終わった時点で光らせてしまっている人多数。アリーナ席はスタッフが止めてたみたいだけど、2階席の大半の人は「届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…」で振ってしまってたね。
 まぁGacktライヴの構成わかってないと「届カナイ〜」がアンコールだと思ってしまう人も多いだろうけど…
 もうちょっと上手い方法はなかったのかねぇ。
 ・スペシャルアンコールは下弦の月ファイナルと同様、「12月のLoveSong」で2階席あたり?からワイヤーにつられて登場。ほんと高いところ好きねぇ…そのまま花道に降り立って、「親愛なる君たちにこの曲を…」と前置きして"Love Letter"。
 アンケートとってたし、なんかもっと違う曲やってくれるのかな〜と期待してたのでちょっとアレでした(何だよ)。でもヴィーナスフォートのイヴェントでも披露している曲だし、一度は生で聴けてよかったかも。この曲サビの歌詞がすごい好きなんだよ。「永遠を歩いてゆける」のところとか。

 エンディングの演出で神奈川から大宮、東京、福島、名古屋での思い出が走馬灯のごとく駆け巡ってかなりぐっと来た。涙腺に来てたので、気持ちの切り替えがちゃんと出来ていたら、ここでぼろぼろ涙してたかもしれない。 
 終演直後の気持ちは去年に近いかな。たぶんWOWOW見たりDVD見たりしたらまた感動が蘇るのではないかと。

 …やっと書き直し終わった…実は現在12/26 AM3:10です。
 25日分書いてから書き直したんだよぅ。
 そんなんでまだWOWOW見てません。早く見たいー。


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