過去未来目次
2003年01月24日(金) --- はっぴばーすでー

 広石さんと大さーん♪<まとめてお祝いかよ!

 今日、何気に大さん(注※SpikyのGuitar。元ちとせの『ワダツミの木』でもGuitarを弾いているという凄いお方)のサイト観に行ったら彼も誕生日だって知ってびっくりしちゃった。
 そういえばYちゃんも今日誕生日だったなぁ。好きなミュージシャンと同じ誕生日ってちこっと羨ましい…かな。
 (某さんの誕生日が7月4日と聞いて『あ。いいな〜!』と思ってしまったイタタなワタシ/笑)

*************************
 今日は広石武彦さんのBirthday Liveがありました。彼は毎年誕生日前後にライヴをやってるけど、当日にやったのは何年振りだろう?ついでに言えば平日ライヴってのも久々だなぁ。
 普段なら開演10分くらい前に到着するようにの〜んびり行くんだけど、今回はBirthday Liveってこともあり、会場が渋谷ON AIR WEST(キャパ500。以前はキャパ1000人のON AIR EASTでやっていたので結構狭い)ってこともあり、広石さんが以前やっていたバンドUP-BEATの元メンバー水江慎一郎さん(Bass)が参加ってこともありで、チケットがすぐなくなるだろうなと思って普段使わないDISK GARAGEの先行を使って取ったの、そしたら整理番号A69番で。あわよくば最前に行っちゃえ!と思って早めに行ってみた。
 渋谷ON AIR WESTに着いたのは開場10分前くらい。会場前で売っていたNewマキシシングル"FAKE MASTER"を購入後、コインロッカーは…と探したら、WESTの入っているビルの端っこに20個程度しかない。当然ながらもうふさがってて…おいおい〜。しょうがないので中の様子を見て荷物を何処に置くか考えることにする。
 その後、階段の傍にスタンバっといて、「整理番号A70番までの方〜」と言われた瞬間に階段を駆け上ってみる(笑)。で、中に入ったら最前列に若干の空きが!というわけで上手側をキープ。柵の足元に荷物を置くことが出来て一石二鳥〜♪しかしライヴハウスの最前列なんてものすごい久々で、堪えられるのか?とちょっと心配(^-^;
そうそう、2列目に居た子がvass-ludacerの赤いHoly-heartのペンダント着けててちょっと驚いた。日本じゃまだマイナーブランドだからさ。ってかあんな高いもの(太いチェーンだったからヘッド+チェーンで諭吉6名)スタンディングのライヴで付けっぱなしなんて恐ろしくて出来ないわ…。

 開演は20分くらい押したかな。広石さんの服装はいつものエナメルパンツ+ベルトにハイネックのカットソーと透かし編みのセーターを重ね着してた。いつも前の方で観ないから気付かなかったけど、広石さんってば脚が細っこいなぁ〜…。あ、ペンダントが今流行り?の十字型のピックケースペンダントだったのが印象的。Guitarの斎藤律さんは赤いシャツ+ピンストのジャケットにピンクの羽付きマラボーを首に巻いてRAG FAIRのレオさんみたいだ(笑)Bassの水江慎一郎さんはタンクトップにワインレッドっぽいシャツ?を羽織ったラフなスタイルにグラサン姿だった。あとの3人は…すいません見えませんでした(^-^;

 1曲目は聴いたことない曲…と思ったら、UP-BEATが博多で活動してた頃の幻の曲"LOVE YOU SO WANT YOU"だって。博多時代からのファンの人には涙モノの選曲だぁ!で、2曲目…これまたUP-BEATの"New Dream〜BAD MOON RISING〜"!!イントロ流れてきた瞬間に手ぇ叩いて大喜びだったよ。というのも、開演前ステージを見ながら今日はUP-BEATの曲何やるのかな〜(注※広石さんのライヴは毎年Birthday Liveの時のみ、UP-BEATの曲をカヴァーするのが恒例となっております)って考えてて。不意に"New Dream"のことを思い出して、結構好きな曲だったから、今日やってくれたら嬉しいな〜なんて思ってたの。まさかやるとは思わなんだ。すっげ嬉しかったよー!(感涙)
 他にやったUPの曲は…Two Alone/Nervous Breakdown/Shadow Dance in Blue Glass/UNDER THE SUN/Dear Venus。合計7曲の大盤振舞い!前述の水江さんはUP-BEATを90年(あれ?89年だっけ?)に脱退したんだけど、やっぱり彼在籍時の曲に絞ってきたね。
 "Two Alone"は水江さんが前に出てきて広石さんと一緒に弾き語りしたんだけど、水江さんってばGuitar上手いの!始まる前は上手く弾けるかめちゃくちゃ緊張してたみたいで、その様がなんだか可愛かったんだけど(^-^;広石さんがオカリナ吹いたんだけど、久々だったのかな?なんか指がぎこちない感じ。ちなみに彼オカリナのドレミが良く分かってないらしく、MCで「『ド』は何処っすかー、みたいな」って言ってた。
 一つ惜しかったのが、一緒に歌うオーディエンスの声まで耳にしっかり入ってきちゃったこと。UP-BEATの曲になると決まって歌い出す人が数人、周辺に居てねぇ…"Two Alone"は音数の少ないバラードだから、余計気になってしまた。歌いたい気持ちは分かるがせめてリップシングに留めて欲しかったな。
 UP-BEAT以外のカヴァー曲はBEATLESの"BLACK BIRD"。イントロのギターリフにあわせて「かえるの歌」を輪唱してたけど(爆笑)。あ、あとこないだトリビュートアルバムでカヴァーしたMODERN DOLLZの「チェリーに首ったけ」もやってたね。おかげで広石自身の曲の少ないこと!"FAKE MASTER"に収録された"GREEDY MONSTER"をやらなかったのは意外だった。個人的に好きな曲が凄く少なかったような…"Silhouette"やってくれてなかったら結構凹んだかも(笑)その半面で最近やってなかった"ROCK STAR"や"JOIN TOGETHER"が聴けたり。何だか不思議。

 あ、そうそう、久々に最前列でライヴ観た感想をば。結構大丈夫だった、広石ライヴだからだろうけど(苦笑/SpikyやらGacktの箱ツアーやらは相当凄かったらしいじゃない?両方とも前の方で観たことないけど)。周囲があまり押してきたりしなかったから。まぁ、後ろにいた人が手摺を掴んだどさくさで最前に出てこようとはしてたけど。頑張って最前を死守したさー(笑)
 でも、私の隣にいた人がその後ろにいた人に上に乗っかられていたのは見ていてちょいと気の毒だったなぁ。乗っかられているというか、前の人の首の後ろに後ろの人が腕を乗っけて体重を支えていたっていう感じ?なんで大人しくされるがままなんだ…私だったらゆるさねぇ<待て
 
 最前はステージを遮るものが無くて凄く観やすかったし、律さんのピックGetしたり広石さんの脚に触ったりしたのが美味しかったけど(笑)最前で観るのと少し後ろに下がって観るのと、それぞれにメリットがあるから次回も前の方で観ようとは思わないかな。思うように体動かせないのはちょっと辛かった。
 
 今回一番カッコよかったと断言できるのはアンコール一発目の"UNDER THE SUN"。まず律さんの弾くイントロのGuitarがめちゃくちゃシビレた!(死語だ/笑)爆音が耳にキンキン響いて何事かと思ったけど(^-^;でまた歌ってる広石さんの姿がカッコよくてねぇ…惚れ直したね。
 でも"Spider's Web"でいきなり和田アキ子風に歌いだしたりもして…アッコさんのモノマネでは定番の「はー!」まで言ってたもんな(笑)律さんが大爆笑してたのが印象的だった。やっぱりこのカッコいいトコと面白いトコのギャップが素敵だわ…。
 あ、もうひとつ。毎回スタッフがライヴのビデオ撮影や写真撮影をしてるんだけどね、今回はそのスタッフの中にいつも広石ライヴでBass弾いてる小池ヒロミチさんが混じってて、それに演奏の途中で気付いて、笑いを堪えるのが大変だったよ。彼、カメラ趣味らしくて。広石さんのマキシ"SOMEDAY I WILL"のジャケ写も小池さん撮影なんだよね。でもまさかこんなとこで参加してるとは…。メンバー紹介の時にそれをバラされて、広石さんにステージ上に上がるよう言われてたけど拒否してた(^-^;メンバー紹介といえば、広石さんが自分の紹介の時に「38(歳)になっちゃったよ〜」って言ったらメンバーがすっごい悲しいメロを演奏し始めて(笑)悲観に暮れる(ような演技をしている)広石さんの姿がめちゃくちゃ笑えた。大丈夫大丈夫、40過ぎてるのに周囲から「オネエ」と呼ばれてピンクの服が似合っちゃうGuitaristだって居るんだし!(誰ですか/爆笑)

 今回は広石さんがいつにも増して凄く楽しそうだった。博多時代から苦楽を共にしてきて、一度は袂を分かった水江さんとまた一緒に演れた嬉しさが滲み出てたというか。
 某所で「今後はずっとBass水江さんなのかな?」って言ってる人いたけど、それはないんじゃないかな〜…UPファンとしては残念だけど。今回は特別!って感じだったからさ。おかげで「広石のBirthday Live」ってことよりも「水江さんと13年ぶりの共演」ってことの方に注目されちゃってたよね、いつものBirthday Liveとはちょっと雰囲気違ってた。

 最後はSomebody Loves Youでシメて、その後流れてきたSE"HOLY SNOW"のインストだったんだけど迂闊にも泣きそーになっちゃったよ(苦笑)"HOLY SNOW"の詞のコンセプトは間違ってる!ってツッコミを何処かで見た記憶があるんだが、イイもんはイイんだな。歌詞は半分くらい忘れてたけどね(ヲイ)でもSEにあわせて歌おうとした広石さんも忘れてたぞぅ(笑)自分の曲なのにー!
 最後の広石さんの言葉は「世界に戦争が起きませんように。Peace!」そしてピースサイン。そう、ピースサインって本来そういう意味なんだよ!と思いつつ(笑)、なんか最近の世界情勢を思うと、身に染みちゃうなぁ…。

 そういえば今後の活動の話何もしなかったなぁ…次回ライヴも未定だし。また9月とか10月とかだったら泣くわ。
 とりあえずはねぇ…FC始動しようよ、いい加減。(苦笑)

 帰りにデニーズで夕飯食べながら"FAKE MASTER"のCDを開封してみる。ジャケットの中に「フェイワマスター 広石武疹」って書いてあって、UP-BEATのアルバムの歌詞カードの誤植(『またここで会おう』が『またここで食おう』になってた(^-^;)を思い出してウケてたんだけど、帰ってきてからHiroishi.netのレヴュー見て、誤植ではなくわざとだったことに気付いた。まぁ確かに「彦」と「疹」は間違えないよな、普通…。
 なんでこんなことをわざとしたかというと、"FAKE MASTER"だけにニセモノの雰囲気を漂わせたくて、「アジアの謎のお土産風のお遊び」を入れたらしい。うん、まさにそんな感じだった!

 しかし帰りは地獄だった。
 この間買ったフェイクレザーのパンツを穿いて行ったんだけど、一応裏地が汗を吸うのね、でも表はフェイクレザーだから通気性が悪い。一応ライヴ終わってから脚拭いたんだけど、そのまま冷えてしまって、デニーズから原チャリ乗って帰るときにはもう、氷を脚に押し付けられたかのように寒かった!コートは膝丈だから脚はカバーしてくれないしさ。今度から真冬にフェイクレザーパンツ穿いてライヴ行くときは着替え持っていかないとダメだねぇ…

*************************
 前述のとおり今日何気に大さんのサイト見に行って、Spikyが以前から計画してた中国でのライヴが中止になったことを知った。
 私が観に行った時点では既にオフィシャルでも発表されてて、雅くん(Vocal)のコメントも出てたけど、どうやら21日に大さんが自サイトの日記で発表した時点ではまだオフィシャルでは何の発表も無かったらしい。しかも大さんは事務所に無許可で発表したらしい。
 その後、Spikyファンが集まる某サイトの掲示板を見てみると、マネージメントのいい加減さが浮き彫りに。

 なんだかなぁ…ヽ(´ー`)ノ

 ちょっと心配になってきちゃったよ、雅くんの努力を踏みにじられやしないかって。どんなにいいバンドでも、マネージメントが屑じゃそれに潰されちゃうもん。

 大丈夫なんですかこの事務所。



過去未来目次
面白かったら押してください↓
joker
305年シィルツの旅
Photo by Butterflyxxx(closed)