目口覚書
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2003年08月08日(金) 飛鳥のロミオとジュリエット

「日本の歴史上、神と仏が大いにいがみ合った時期がある。
天照大神様と釈迦如来像様を振興する者同士の戦争が本当に起こったことがある。
初の女帝推古天皇とその甥っ子、聖徳太子が君臨したあの飛鳥の時代である。

その飛鳥朝廷を支えるはずの豪族は、神を信じる物部守屋と 仏を敬う蘇我馬子が
真っ向から対立していた。日本史には馬子は息子の蝦夷とともに物部守屋を討った
とあるが、馬子は娘、刀自古郎女(とじこのいらつめ)を聖徳太子にチャッカリと
娶らせている。明らかな政略結婚である。

もしも。もしもである。美人だと謳われる刀自古が 敵である物部守屋の息子と恋を
していたら・・・・。いやそれは『ロミオとジュリエット』だったに違いない。なんだ、
日本にもロミオとジュリエットがいたんだ。この作品は12年前,僕がそう思い込んだ途端、
一週間で書き上げてしまった本である」

以上昨日観た舞台の脚本家 上杉祥三氏がチラシに掲げた文章の一部。

そもそもバービーのコンタ熱再発で 検索した途端にヒットしたコンタ出演中の
舞台の主催者。そしてその舞台で見つけた光る役者
井之上チャル

関西の劇団 立身出世劇場の看板役者だった彼がピンになっての初主役。

そのセリフの多さ 動きの激しさ 彼のオーラに 一生懸命さに拍手。
人間甲子園のような 熱い熱い人である。
NHKの朝ドラや、キムタクの忠臣蔵にもチョイ役で出てたりするのだが
彼の魅力は、TVよりも舞台のような気がするがなー。

千秋楽を観たが 升毅(ますたけし)が客で来ていた。
何に出てる人?って聞かれて答えられなかったが
キムタクが検事やった番組で、ちょっと嫌味な検事ででてたよな。

ご一緒してくれたともちん、にがちゃんありがとう。

いい元気をもらって、新宿でビール。
私の前に座っているにがは とてもきれいな鼻をしているのに気がついた。
眼鏡が、大好きな千原兄弟のジュニアっぽいと思うのだが やはりにがは女だった。
急な誘いだったのに 来てもらって嬉しい。観てもらって嬉しい。
チケットが無駄になることよりも、彼の芝居を1人でも多くの人に見てほしかったんだ。
それにしても隣の席のにわか阪神ファンのうるさいこと。
神宮でヤクルトに負けたのに そのハッピ姿、メガホン、やめなさいって。
だから店内で六甲おろし歌うのやめなさいって。

あのね、ホンモノはね、甲子園が球児に譲る時期が始まったら
不安にかられるのよ。
なんつっても死のロードですからね。さっそく連敗してるし。
油断しちゃいけないの。
優勝シーンを想像しただけで涙がでちゃうの。そんなものなの。


それにしても飛鳥の恋といえば 額田王が浮ぶ。
あかねさす紫へ今夜は思いを馳せよう







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大笑い。


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